今年度は「呼び起こそう、地域の底力」をテーマに、全5回の講座を実施します。

新型コロナウイルス感染症が5類に移行されて1年、地域はどのように再生してきたでしょうか。回復半ばの力もあれば、呼び起こされた力もあります。あるいは新たに掘り起こされた力もあるでしょう。いま改めて地域の持つ底力を考えることによって、ともに地域の未来を創造していけたらと思います。

みなさまのご参加をお待ちしています。

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【公開講座チラシ】PDF:1.23MB

鳥取看護大学(外部リンク) / 鳥取短期大学(外部リンク)

 

テーマ

 呼び起こそう、地域の底力

会場

 倉吉交流プラザ 視聴覚ホール(倉吉市駄経寺町187-1)

受講料

 無料

講座

日時

テーマ・講師

第1回

6月21日(金)

13時30分~15時00分

《開講式》

  • テーマ:『鳥取だからできる子どもの食育』
  • 講 師:石賀 安枝(鳥取短期大学 生活学科食物栄養専攻)

生きていくうえで「食」は日常生活から切り離すことができない身近なもの。食育は、健康を維持する能力を身に着けるだけでなく、心を豊かにするためのものでもあります。都会ではできない、鳥取だからこそできる食育への気づきが子どもの心の豊かさにつながります。

第2回

7月5日(金) 

13時30分~15時00分

  • テーマ:『子どもの育ちと地域文化 ~語り継がれる歌とお話~』
  • 講 師:津上 崇、山川 智馨、落合 美貴子(鳥取短期大学 幼児教育保育学科)

昨今、子どもを取り巻く環境の変化に伴い、地域で子どもを育てることが難しい時代となっています。そこで、誰もが幼き頃に耳にした「歌」や「お話」を楽しみながら、地域の未来を担う子どもたちのために私たち大人ができることを一緒に考えてみたいと思います。

第3回

7月18日(木)

13時30分~15時00分

  • テーマ:『今と昔のコミュニティ』
  • 講 師:尾﨑 せい子(鳥取短期大学 生活学科 住居・デザイン専攻)

コミュニティという言葉をよく耳にしますが、みなさんが考えるコミュニティは、どういうものでしょうか。本講座では、高度経済成長期に実施されたわが国のコミュニティ施策、その全国83のモデル地区の中から代表的な地区の事例を紹介しつつ、今の自分たちのコミュニティ活動に照らしあわせ、自分たちに必要なことを一緒に考えてみましょう。

第4回

8月22日(木)

13時30分~15時00分

  • テーマ:『英語絵本から学ぶ英語表現』
  • 講 師:長岡 絵里佳、レヴィ  レイモンド(鳥取短期大学 地域コミュニケーション学科)

外国人観光客が増え、地域のグローバル化がすすんできています。しかし、英語に苦手意識のある人も多いのではないでしょうか。英語絵本はイラストと特徴的なフレーズやリズムによって、自然と英語の基礎を学ぶことができます。さらに実際に声に出して読むことで英語に自信を持ち、興味の幅を広げます。この講座で学んだことをヒントに、子どもたちと一緒に英語絵本を楽しんでみませんか。

第5回

9月5日(木)

13時30分~15時00分

《閉講式》

  • テーマ:『「ハガキ出し運動」からの発展』
  • 講 師:小石 真子(鳥取看護大学 看護学部 看護学科)

地方都市では、人口減少・高齢化により、地域づくりの担い手不足という課題に直面しています。そこで、「関係人口」と呼ばれる地域外の人材が地域づくりに関わり、新たな取り組みが生まれています。フレイル予防体操の普及や健康手帳の配布など、地域おこしに関わる住民と共に取り組んできたことについてご紹介します。

※とっとり県民カレッジ連携講座です。

申し込み・問い合わせ先

鳥取看護大学・鳥取短期大学グローカルセンター

TEL:0858-27-0107 / FAX:0858-26-9138