令和6年度9月第6回市議会定例会前の記者会見を開催しましたので、会見の詳しい内容を次のとおりお知らせします。
とき
令和6年8月28日(水曜日)11時~
ところ
倉吉市役所 第2会議室
会見の内容
1.市長コメント
令和6年9月第6回倉吉市議会定例会 提出議案について
2.その他
・倉吉博物館開館50周年記念特別展『大御堂廃寺 仏教の華ひらく はじまりの寺』について
・令和6年度倉吉市生涯学習講座
倉吉博物館開館50周年『もっと知りたい博物館の魅力 ~感動を生み、知る喜び~』について
・大相撲九月場所に懸賞旗を掲出
内容
提出議案について
(○:山本企画課長)それでは9月議会前記者会見を開会いたします。本日は、鳥取短期大学の学生5名が見学に来ておられますのでご報告いたします。それでは、幹事社さんよろしくお願いします。
(■:日本海新聞)皆さんお疲れ様です。本日司会進行を務めさせていただきます日本海新聞です。それでは広田市長よろしくお願いします。
(○:広田市長)令和6年度第6回倉吉市議会に提案いたします議案としましては、報告案件が1件、決算案件が13件、予算案件が2件、条例案件が4件、一般案件が2件の合計22件でございます。
報告案件につきまして、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定に基づきまして、令和5年度決算における健全化判断比率及び資金不足比率を報告するものです。
令和5年度決算におきます、実質赤字比率及び連結実質赤字比率につきましては、その基礎になる値がともに黒字でございましたので、いずれも値なしとなりました。
令和5年度決算におきます、実質公債費比率は7.7%で、前年度決算値8.1%からは0.4ポイント減になりました。また、将来負担比率は42.4%ということで、前年度44%から1.6ポイント減になりました。
資金不足比率につきましては、水道事業など特別会計のいずれでも資金不足を生じていませんので、すべて値なしとなりました。
このように、健全化判断比率及び資金不足比率につきましては、すべて早期健全化基準等の基準値を下回っています。
決算案件につきまして、令和5年度の一般会計、10の特別会計及び2つの企業会計の決算の認定を受けようとするものです。
令和5年度一般会計決算では、歳入決算額が341億5,287万7千円、歳出決算額が、333億4,149万6千円、歳入歳出差引が8億1,138万1千円で、このものから翌年度への繰り越すべき財源2億3,620万6千円を差し引いた実質収支は5億7,517万5千円となりました。財政構造の弾力性を示します経常収支比率は90.4%で、前年度決算値89.7%からは0.7ポイント上昇したものでございます。
それから令和5年度末におきます財政調整基金残高が25億963万9千円で前年度末残高から、1億4,517万6千円の増となりました。減債基金残高は14億3,067万3千円で前年度末残高から、5,477万4千円の増となりました。
予算案件のうち1件は、令和6年度の一般会計補正予算第5号でございます。一般会計において、3億1,842万9千円を増額いたしまして、補正後の歳入歳出予算額を352億7,805万2千円とするものです。
補正の主な内容といたしましては、1点目は、ループバスの運行についてでございます。県立美術館の開館にあわせまして、美術館を含みます打吹エリアを周回するループバスを運行させるための準備経費、これは時刻表やバス停の看板等を作成するもので140万円余、そして債務負担行為により、令和7年3月から令和7年度末までの運行に伴う経費を計上するものです。
2点目はアニメを生かしたツアー誘致について、2025年大阪・関西万博に訪れる国内外の観光客の県内誘客を促進しようということで、「名探偵コナン ミステリーツアー」について、チェックポイントを倉吉市内にも設置して誘客を図るもので、その経費として500万円を計上するものです。
3点目は里見ブランド化推進事業について、新作映画「八犬伝」が今年10月に公開されることにあわせまして、里見氏終焉の地である本市をPRするために、イベントの開催や関西の主要映画館での倉吉をPRするようなCM上映を行う経費として300万円余を計上するものです。
4点目はせきがね湯命館等設備改修検討業務について、湯命館につきましては、非常に老朽化が激しい状況でございますので、せきがね湯命館の設備改修に係る概算工事経費を検討しようということで、650万円余を計上するものです。
5点目は商工業振興及び企業誘致について、当初予算で地域産業の活性化を図るために計上しておりました、新分野への展開等に関する支援ですとか、企業立地促進補助金につきまして、それぞれ790万円余、3,600万円余を追加するものです。
6点目は飼料高騰緊急支援事業費補助金について、輸入飼料の価格高騰の影響を受けている畜産農家の経営を、県と協調して支援をしようということで、540万円余を計上するものです。
7点目は災害対策について、能登半島地震の教訓等を踏まえまして、通電火災の防止に有効な感震ブレーカーの普及を図るために、住家への設置費用を支援しようということで、40万円を計上するものです。
8点目は仲ノ町地内の水路改修測量設計業務について、令和3年7月豪雨の際に、床下浸水の被害があった水路の改修に係る設計業務として630万円余を計上するものでございます。
続きまして、条例案件と一般案件のうち主なものにつきましてご説明いたします。
まず条例案件ですが、倉吉市せきがね温泉宿泊施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について、令和7年春から、旧グリーンスコーレせきがねをHOTEL星取テラスせきがねとして開館いたしますが、その利用時間や、利用料金等を定めるものです。
一般案件につきましては、市の各分野で長年にわたって振興発展等に貢献された方8名についての功労表彰に関して、議会の同意を求めるものです。
以上がこのたびの第6回倉吉市議会定例会に提案する主な内容でございます。
(■:日本海新聞)ありがとうございました。ではここから各社、今回の議会に提出される議案に関しての質問の時間に入らせていただきたいと思います。まず、幹事社の僕の方から2つほどお伺いさせていただいてよろしいでしょうか。
まず商工業振興及び企業誘致ということで、一応、当初からの追加というふうに記載がありますけど、ここっていう企業の目処があってのことなのでしょうかというのが1点と、もう1点は功労表彰についてお伺いしたいのですけれども、昨年、名誉市民の選定があったと思いますが、今年度は名誉市民の選定ってのは含まれておりますでしょうか。以上2点お伺いいたします。
(○:広田市長)商工業関係についての詳細は部長から申し上げますが、新分野への展開等で手の挙がった事業者さんが何件かありましたので、事業者さん等へ支援をしていこうというものであります。また、表彰関係については、名誉市民はこの度はございません。
(○:経済観光部長)企業誘致というふうな観点ではあるんですけども、市内にすでに進出しておりますモリタ製作所の規模拡大に伴います企業立地促進補助金。そしてあわせて、市長が先ほど申し上げておりましたが、既存の事業ではあるんですけれども、市内の、例えば事業承継だとか、経営革新、新分野展開等の取り組みに対する支援でありますとか、あとは中心市街地等での空き家等を活用した新たなにぎわい創出に向けて、そういった事業者への補助、または賃料補助。その他にも新たな市場開拓を求めまして、展示会等へ出展される事業者、そういった方々に対して支援するために増額するというようなものでございます。以上です。
(■:日本海新聞)各社質問お願いします。
(■:山陰中央新報)よろしいでしょうか。補正予算の事業のうち、八犬伝の関係のPRの事業。ちょっと改めてになると思います。この事業には、どのような効果を期待しておられるかということでちょっと教えていただければと。もう1つは、このスタンプラリーを考えておらるんですけれども、例えばどういうところでもらおうと考えておられるのか、差し支えのない範囲で教えていただけますでしょうか。
(○:広田市長)まず映画「八犬伝」の関係ですけど、主役が役所広司さんですから、非常にこの10月25日からの公開に向けて結構話題になっいてるものですから、やっぱり里見忠義氏終焉の地がここ倉吉であると。それから今週末には里見まつりがあって、非常に里見家との関わりが倉吉は深いところですので、映画「八犬伝」でどれだけ倉吉だとかが出てくるのかはわからないところですけど、この際、里見八犬伝に絡めて、倉吉を大きくアピールできるのではないかなと。ここ倉吉で最後を迎えられて、そのお墓が大岳院にあるとか、この地域の文化というか、そういう施設等合わせて、今後の観光なり地域振興に寄与できるのではないかということで、この度里見ブランド化推進事業で、関西の方の映画館でPRする動画を作ったり、倉吉というところはそういうところですよとか、こういうものがありますよということをPRして、倉吉を知っていただく機会にしようと考えております。
(○:経済観光部長)八犬伝のスタンプラリーの具体的な場所についてはこれからになりますが、八犬士にちなんで8ヶ所を予定しております。その8ヶ所でスタンプを押すことによって、1枚の絵ができるようなことを考えております。その他にも関連します店舗等でのそういった情報を提供するというふうなことも含めて、市内での回遊性の拡大に努めていきたいと思います。以上です。
(■:山陰中央新報)重ねてもう1個すみません。今までは、倉吉市さん八犬伝ゆかりの地ですよという宣伝はいろんな機会になさっておられたと思いますけど、今までやってこられたのと比べて特に今回すごいチャンスだとか、何か今までと違ってこういうところを期待しているみたいな話ございましたらお願いします。
(○:広田市長)これまでは、その里見まつりをどのくらいまで広範囲に広げたというのは、ちょっとあまりはっきりしませんけど、NHKの大河ドラマに採択して欲しいとかいうことで、NHKの渋谷の本局に行って要望はしてきましたが、まだまだPRが十分でないところですので、先ほど申しましたように、この映画「八犬伝」は役所広司さんが主役ですし、その他有名な方々も出ておられるということで、多くの方にこの映画を見ていただく機会になると思いますので、それに合わせまして、倉吉というところがこの里見家と非常に関わりを持っているということを知っていただいて、それを目的に訪れていただいたり、また訪れられたときのついでにですね、その話題になった八犬伝と同じような、中身としては、終焉の地がここにあったりとか、ここで暮らしとられたとか関金の方ですね、そういったことを知っていただくことで、地域振興なり、観光の推進に努めていきたいということでございます。
(■:山陰中央新報)ありがとうございました。
(■:読売新聞)八犬伝で映画監督等をとなっているんですが、役者さんも来るでいいですか。
(○:経済観光部長)現段階においては監督さん、そしてそこのスタッフというところで、役者さんの方は厳しいのかなと。最終形についてはもうしばらくお時間をいただきたいと思っています。
(■:読売新聞)わかりました。あと、名探偵コナンのやつのこれは他の自治体と一緒に委員会を作って、そこでスタンプラリーを主催していくみたいな。
(○:広田市長)県内全体にチェックポイントを設けて、倉吉市にもそのチェックポイントを設けるということで、ミステリーツアーに参加する経費として500万円ですし、その他にも鳥取とか、それぞれイベントのチェックポイントを設定して、そこをめぐっていただくことで、鳥取県内全体を多くの方にめぐっていただくようなきっかけづくりにしましょうということでございます。
(■:読売新聞)JRとあと何自治体ぐらい参加するのですか。
(○:経済観光部長)JRと鳥取県、あと関係するところは東部は鳥取市をはじめ他4町、西部は米子市、中部は倉吉市、三朝町、湯梨浜町、北栄町。そして鳥取県の構成だろうと思います。基本的には、鳥取県を中心とした実行委員会組織が結成されます。そこの中で連携しての取り組みをしていこうということです。
(■:読売新聞)鳥取県含めて11、わかりました。
(■:日本海新聞)その他はいかがでしょうか。何点か伺ってよろしいでしょうか。里見の件なんですけれども、上映館についてMOVIX日吉津ってあるんですけど、パープルタウンの中の映画館での公開予定がないのでしょうか。別の案件ですけど、ループバスの件なんですが、こちらは予算説明資料の方に出していただいてる概要というのは、議員懇談会の内容と変更がないか確認させていただければと。あともう1つ、湯命館の改修ということなんですけど、以前のお話では、隣の関金都市交流センターと一体で見直すというようなお話があったかと思いますけど、この650万円の部分に関しては、湯命館の方だけということなのかと、あと、交流センターの方は何か進捗があるのかどうかっていうのを教えていただけないでしょうか。
(○:広田市長)まず映画「八犬伝」は、パープルタウンでの上映はありません。映画会社の系列が違うということで、MOVIX日吉津の上映だということであります。それからループバスの関係は、議員懇談会でご説明申し上げた内容と一緒でございます。また、せきがね湯命館の分は、650万円の中には交流センターの方も含めてですけど、ただ単に老朽化した部分だけを改修ということではなくて、今の指定管理者さんのいろいろなご意見を聞きながら、検討を加えたいなということをもっての予算でございます。
(■:日本海新聞)施設に関してまたこれから出てくるということでよろしいでしょうか。
(○:広田市長)はいそうです。
(■:日本海新聞)はい。その他いかがでしょう。よろしいでしょうか。次第の2番目その他に入らさせていただきます。広田市長、その他の説明をお願いします。
その他
(○:広田市長)それでは、大御堂廃寺の案件について、倉吉博物館が今年で開館50周年を迎えるということで、特別展「大御堂廃寺 仏教の華ひらく はじまりの寺」が、9月1日から10月14日まで開催されます。来年3月30日、県立美術館もオープンするところでありますがその横にあります大御堂廃寺跡を取り上げ、県指定保護文化財になっているその出土品を一堂に展示します。この大御堂廃寺は今から1,300年以上前に、山陰地方で最も早く建てられた寺院だということで、大御堂廃寺が東アジア共有の仏教思想を真っ先にこの地に取り入れた学びの場であったよというようなこと含めてですね、皆さんに改めてこの大御堂廃寺の価値だったり、内容をご理解していただこうかなと思います。そして、この大御堂廃寺に絡んで、日本最初の本格寺院の飛鳥寺とか、法隆寺、薬師寺、そして、奈良の国立博物館や京都国立博物館からも、国宝や重要文化財の優れた品を借用して、一緒に合わせて展示をします。また、記念講演会や、ギャラリートークを開催して、大御堂廃寺と都の寺院だとか、伯耆国分寺だとか、その時代も取り上げながらこの展覧会の理解につなげていこうと計画していますので、ぜひ、多くの方にこの特別展に来ていただけたらと思っています。
2点目が、『もっと知りたい博物館の魅力』について、先ほど申しましたように倉吉博物館が開館50周年を迎えるということで、この博物館がどんな役割を果たしてきたか、使命を持って、いろんな歩みを進めてきたその50年を振り返りまして、存在意義や博物館のすばらしさといったものを、市民の皆さんをはじめ多くの方に知っていただくようなことを、このたび企画をしております。この博物館を身近な存在として感じていただいて、文化芸術に親しんだり、豊かな心と文化が息づく倉吉に愛着や誇りを持っていただく契機になればと思っているところですので、こちらの方もぜひ多くの皆さんにご参加いただけたらと思います。
最後でございますが、9月8日から両国国技館で秋場所が始まりますが、倉吉のふるさと納税のPRと、倉吉市ゆかりの力士を応援しようということで、幕内力士の取組に懸賞旗を出させていただこうということで、このたび作ったものです。1日1取組ではありますが15取組出ますので、この倉吉市の旗が1周することで、倉吉市は大いに盛り上がりますし、伯桜鵬は鳥取県倉吉市出身と言ってくださいますし、そういったところで倉吉市を大いにアピールし、それに合わせてふるさと納税の増額にもつなげていきたい。また、倉吉市がしっかりこの力士を応援しているんだということで、倉吉市ゆかりの力士にも、力添えいただくようなことにつなげていきたいと考えているところであります。懸賞金は15取組で105万円です。これもふるさと納税を活用しながら対応しようということにしております。ふるさと納税のPRで掲出した自治体は香美町と焼津市で、倉吉市は3つ目で、なおかつ県内自治体では初めてです。まだまだ市町で出しているのは非常に少ない。相撲のまち倉吉を大いにアピールしていければいいなと思ってるところです。伯桜鵬はこのたび十両の五枚目になりましたから、この秋場所でいい成績を上げれば次は幕内に上がってくると思いますので、先だって襲名された琴櫻や伯桜鵬をしっかり応援をしていきたいなと思っているところであります。以上、その他の案件3つでございました。
(■:日本海新聞)では、その他のところでの質問をお願いします。
(■:読売新聞)懸賞旗の倉吉市ゆかりの力士っていうのは、つまり琴櫻ですか。
(○:広田市長)少なくとも9月場所は琴櫻の取組のときにあげます。
(■:読売新聞)県内自治体で初っていうのは、懸賞旗を出すこと自体が初でふるさと納税とか限定じゃなくて。懸賞旗出すのは初めて。
(○:広田市長)そうです。
(■:山陰中央新報)意外ですけど、自治体でやってるところ少ないですね。
(○:広田市長)少ないですね。
(■:山陰中央新報)私もこの発想を持ってなかったのですごくいい取り組みをこの度されるなと。
(○:広田市長)私が応援に行かせてもらった時に焼津市の懸賞旗を見まして、東京鳥取県人会からも倉吉もいいじゃないかと言われて、それでは早速に作りましょうということで。ノウハウを聞いたり、いろいろなことを調査しながら、また、やっぱり倉吉市のふるさと納税は東京の方が半分ぐらいを占めるもんですから。やっぱり両国国技館で上げるのが一番かなと思ってこの秋場所から上げさせていただくことになりました。
(■:山陰中央新報)これ多分広告効果ものすごく高いのでないかと思うんです。
(○:広田市長)そうだと思います。会場に来ておられる方はもちろん、今相撲人気ですし、非常に多くの方に倉吉市っていう名前を知ってもらうきっかけにもなるんじゃないかなと思っております。
(■:山陰中央新報)よろしいですか。1つが7万円というのは定額で決まっているんですか。
(○:広田市長)決まっています。
(■:山陰中央新報)もうひとつ聞いてすみません。旗のデザインが真面目というか。はい。
(○:広田市長)他の自治体も参考にしながら、少し地味かもしれませんが、倉吉市が大いにアピールできればということで、ストレートでいったところです。
(○:加藤副市長)見やすさとか、そういう。
(■:山陰中央新報)確かに。遠くから見ても良いというか、よくわかるようにとか。
(■:読売新聞)これそのものの製作費っていくらですか。
(○:しごと定住促進課)制作費7万1,500円です。
(■:日本海新聞)よろしいですか。この色味は目立つ色味ってのも紅白っていうのは遠目でも、見えやすいという色味のチョイスということでよろしいでしょうか。
(○:広田市長)そうですね。
(■:日本海新聞)もう1個確認なんですけど、基本的に掲示されるのは9月場所の琴櫻の取組で、このただし書きにある該当するのがない場合、これはイコール琴櫻が休場してしまったらという、そういう認識でいいですか。そうすると結びの一番にも基本的には周るっていうこと。
(○:広田市長)はいそうです。城北高校の出身までっていうか、そこまで入れると相当な力士さんがおられるので、場合によってはそういう応援することもあるのかなと思いますけど、基本的には琴櫻とか、伯桜鵬が幕内に入ってくれば、やっぱりそちらの方を中心に応援をしたいなと思っております。
(■:読売新聞)9月場所以降の11月もやるかも。
(○:広田市長)九州場所は、ちょっと。東京をとりあえずやってみて。
(○:経済観光部長)とりあえず1回やってみて。
(■:読売新聞)とりあえずやってみて効果をみて、次やるか。
(■:日本海新聞)その成果次第では初場所っていう可能性も。
(○:広田市長)そうですね。
(■:日本海新聞)効果を検証次第ですか。
(■:読売新聞)効果を検証して、初場所でも実施すると。
(○:広田市長)そうですね。考えたいところです。私自身はしたいですけれども。
(■:日本海新聞)1度作ってしまえばもう今後ずっと。
(○:広田市長)そうですね。もう1枚しないといけない、例えば琴櫻と伯桜鵬を両方ともってときにはまた作るかもしれませんけど、今は1日1枚ですので、今後、場合によっては、相撲のまち倉吉を応援しようかとかいうことに繋がってきて、ふるさと納税がぐっと上がってくれば、そちらの原資を求めて、しっかり応援していきたいなと思っています。
(■:朝日新聞)すいません。こういうことをしていいのかなと思ってるんですけど、自治体が105万円。例えば先行の自治体で、これをやったことによってふるさと納税がこれだけ増えたとかいうような調査はされていませんか。
(○:経済観光部長)いくつかの聞き取りの中では香美町あたりが、ふるさと納税が急増したというふうなことを聞いておきます。数自体は少ないんですけども、前年対比、比べて、その時点ですけども、2割増になったというのと、テレビ中継した後に寄付をしたいというような問い合わせが直接に入ってきたなど、そういう想定以上の効果があったということを確認しております。今回はそういう意味ではどういう効果が出るかわからないですけどもこういう効果を期待し、また、その都度考えていきたいと思っています。
(■:朝日新聞)可能性としてはふるさと納税が全然増えなかった的な結果に終わる可能性もないではないと思うんです。そうなったら、結構市民や議会なりから何か言われかねないなという気がするんですけども。まあ効果があるだろうということでしょうか。
(○:広田市長)効果があるだろうというか、やっぱり倉吉市っていうのを全国に知ってもらうきっかけはできて、どのくらいに知ってもらったかっていうと、やっぱりその国技館におられた方だけじゃなく、テレビを見ておられる方がこの懸賞旗を見て、倉吉市ってどこかなあと知るきっかけに当然なっていくと思っておりますので、予算の額はどうかってなれば、結構100万円で、NHKの放送に15日間倉吉市が出てくるっていうこと。声だけの分で鳥取県倉吉市出身って言っていただいて、15日間、いわゆる6場所で90日間言ってもらうだけでも非常に大きなPR効果だと思っております。だから、ふるさと納税には、どんどん2割3割っていう大きな実質な効果が繋がってくのも確かに欲しいですけど、倉吉市を大いにアピールする、その出身であることを含めてですね、良いきっかけだと思っておりますので、そこにすぐさま繋がらなくても、実際にはPR効果というものとしては非常に大きいものだと思っております。CM1枚出そうとしたら100万とかでは全くできないと思いますけど。
(■:山陰中央新報)100万どころじゃない広報効果があると思います。
(○:経済観光部長)ちなみにですね。両国国技館の収容人数は1万500人、毎日1万500人最低でもこれがいっぱいになるという考え方であります。これが15日あって、15万、約16万人近い収容人数。これが直接的なところになろうかと思いますが、その他、テレビでNHKの放送的なところで多分、そこの部分は限られてくるかもしれませんがその他のネットでの放送等たくさんございます。それはもう直接発信されていること。その他にも、当日の取組表への掲載であるとか、様々な形でこれまでなかった新しい期待ができるかなと思います。
(■:読売新聞)取組表に記載されるんですか。懸賞はどこそこですみたいな。
(〇:経済観光部長)そうです。
(■:日本海新聞)取組表は、両国国技館に来た方に配られるものということでよろしいですか。
(○:経済観光部長)はいそうです。
(■:朝日新聞)伯桜鵬にはかけれないですか。
(○:広田市長)幕内の力士だけなんで、十両から入ってくると伯桜鵬も当然対象にするんですけど、今の段階ではできない。なので次、もしやるっていうときには伯桜鵬の取組にも丸をつけて出したいなと思う。
(■:朝日新聞)十両がたまに幕内と対戦することもありますけど。
(○:広田市長)それはOK。十両の二、三枚目ぐらいだと幕内と戦う場合がありますから、そういう場合はかけれるかもしれません。今は琴櫻関のみかなと。
(■:朝日新聞)ふるさと納税の半分の人の住所が東京とおっしゃいましたけど。
(○:広田市長)首都圏ですね。
(■:朝日新聞)首都圏、埼玉、千葉、横浜も入れて、ふるさと納税で寄付した人の半分の住所が首都圏という意味ですね。
(○:広田市長)そうですね。
(■:日本海新聞)首都圏、おそらく出身者の方といったところですかね。
(○:広田市長)そうだと思います。東京鳥取県人会の方も約50名近くの方と千秋楽前の金曜日に一緒に応援しています。前は20名ぐらいだったんですけどどんどん増えて、皆さん応援してくださっております。またこれがきっかけになってその輪が広がっていけばと思っています。
(■:山陰中央新報)面白い話です。どこの町でも真似したいでしょうけど相撲のまち倉吉だからできる。
(○:広田市長)そうですね。
(■:日本海新聞)経費の確認なんですけど7万ていうのは掲出料みたいな、トータルでいくとこれにプラスして旗の制作費の方7万円がのってくるんですよね。
(○:広田市長)そうです。
(■:日本海新聞)それをすべてふるさと納税の寄附で賄ったってことでいいですかね。
(○:広田市長)そうです。
(■:日本海新聞)これに関して補正予算に入れ込むことはなくということですか。
(○:広田市長)はい。
(■:日本海新聞)その他、皆さんいかがですか。
(■:朝日新聞)これは議案にはならないですね。
(○:広田市長)ふるさと納税を活用した相撲のまち倉吉のPR事業を展開していきますよということで捉えていただいたら。
(■:日本海新聞)その他いかがでしょう。よろしいでしょうか。では、以上で9月議会前記者会見を終了いたします。ありがとうございました。