令和6年度12月第7回市議会定例会前の記者会見を開催しましたので、会見の詳しい内容を次のとおりお知らせします。

とき

令和6年11月27日(水曜日)11時~

ところ

倉吉市役所 第2会議室

会見の内容

1.市長コメント

 令和6年12月第7回倉吉市議会定例会 提出議案について

  

内容

提出議案について

(○:山本企画課長)おはようございます。それではただいまより、市議会12月定例会前の記者会見を行います。今月の幹事社であります朝日新聞、よろしくお願いいたします。

(■:朝日新聞)朝日新聞です。よろしくお願いします。琴櫻の優勝おめでとうございます。

(○:広田市長)ありがとうございます。

(■:朝日新聞)市長の方から発表よろしくお願いします。

(○:広田市長)それでは、来週から始まります第7回倉吉市議会定例会に提案申し上げます議案について、主なものを説明させていただきたいと思います。予算案件が10件、条例案件が6件、一般案件が5件の合計21件でございます。このうち2件は、専決処分を行ったものです。

 予算案件のうち一般会計補正予算は、4億5,600万円余を増額して、補正後の歳入歳出予算額は357億6,112万2千円とするものです。

 主な内容といたしまして、まず1点目は、周遊滞在型観光地創造事業でございます。令和7年度の当初予算と一体化で執行するということで、債務負担行為によるものを含めた15か月予算として、令和7年3月30日に開館いたします県立美術館への来館者や、インバウンドなどの観光客を市内周遊につなげる取組を行おうというものでありまして、アートパンフレットを作成したり、美術館と市内観光施設等の共通入館券の発行をしたり、また誘客イベントの開催団体への支援等行おうというものでございます。アートパンフレットの作成は80万円、共通入館券の発行は300万円、誘客イベントの開催団体等の支援については250万円を予定しております。

 2点目は同様に県立美術館開館に向けた観光環境の整備ということで、倉吉駅の通路に観光PRのための大型タペストリーを設置し、また、市内の各所の観光案内板をリニューアルするというもので、400万円余を計上させていただいております。

 3点目は公立保育所の再編整備に向けた予算でございます。倉吉西部エリアの保育所統合及び認定こども園の整備に係る用地の測量、造成設計費など2,000万円余、債務負担行為による土地購入費7,600万円余を計上したいと考えているところでございます。

 4点目は小学校のLED照明化について、小学校9校のLED照明化を行うための設計費1,900万円余を計上しております。

 5点目は同じく教育委員会関係ですが、給食センターの施設整備に係るものでございますが、従業員の熱中症予防と、労働安全の確保及び衛生管理の強化のために、配送前の給食コンテナの待機区画を含む、洗浄室にエアコンを設置しようというもので、設計費300万円余を計上しております。

 6点目は農業事業者への支援として、高止まりが続きます飼料価格の影響に加えまして、全国的に和子牛価格の値下がりが止まりませんので、それら畜産農家の出荷奨励のための経費として150万円、カメムシ等の防除作業を行った園芸農家等の経費について190万円余、計340万円余をそれぞれ県と協調して支援をしようというものでございます。これらが主な予算案件でございます。

 続きまして、条例案件と一般案件についての主なものといたしましては、1点目が倉吉市税条例等の改正についてでございます。

 市の税だとか各種料金等の督促手数料を、今、徴収しているところでございますが、納付方法の多様化に伴って各般の不便等が生じていることから、納付者の利便性の向上、或いは事務の効率化を図るために、督促手数料を廃止しようというものでございます。

 2点目が倉吉市手数料条例の改正についてで、戸籍証明書等のコンビニ交付を行うに当たりまして、その手数料を定めようとするものでございます。

 3点目が指定管理者の指定についてでございます。倉吉市営温水プール等の公の施設4件につきまして、令和7年4月1日からの指定管理者を指定しようということで、提案を予定しております。私からの報告は以上でございます。

(■:朝日新聞)ありがとうございます。まず、議案について各社質問を受けますが、1番の周遊滞在型観光地創造事業は、補正予算としては単純に足し算すればいいんでしょうか。

(○:広田市長)総額的にはそれでいいです。

(■:朝日新聞)630万円かな。

(○:広田市長)オンするものが。

(■:経済観光部長)事業費の中では、アートパンフレット、ねんどろいどの制作、観光誘客イベント、観光施設・ミュージアム施設等の共通入館券って4つを組んでおりまして、そこの関係では、全体は770万円となりますが、今ここに上がった部分をそのままオンしてもらえば。

(○:広田市長)ねんどろいどの部分がちょっと追加だったんで、この3つについては、そのまま新たなものとして、足していただいたら、総額になると思います。

(■:朝日新聞)債務負担行為によるなんたらっていうのがありますが、12月の補正予算として770万円でいいんですか。ちょっと予算の仕組みがよくわかんない。債務負担行為とどういう関係。

(○:経済観光部長)一部年度を跨るものがあるものですから、そこの部分について、債務負担行為を設定してるという考え方で、12月のこの補正予算そのもので見ると先ほど言った数字で結構です。

■:朝日新聞)ということですね。補正予算としてこの額を計上したということでいいでしょうか。

(○:美舩総務部長)一部2ヵ年に渡って使えるように予算措置をしてるっていう捉え方をしていただければと思います。

(■:朝日新聞)はい。わかりました。はい。各社どうぞ。

(■:読売新聞)ちょっと関連して。わからないんで。300万円は、共通入館券という方が債務負担行為であると。

(○:倉吉市長)はい。

(■:読売新聞)その300万円と、この補正額の770万円はどうですか。

(○:美舩総務部長)財政課長から。

○:財政課長)はい。予算説明資料の34ページ。共通入館券につきましては、全額債務負担行為で、34ページの表の下から2行目の方に書かせていただいています。全額外だしになります。誘客イベント開催団体への支援つきましては、250万円のうち、170万円については、債務負担行為で差額の80万円については現年度予算、今年度執行見込み額として770万円という数値となっております。

(■:読売新聞)つまり、770万円というのが今回の補正予算の額である。

(○:財政課長)はい。

(■:読売新聞)それと別に、共通入館券の300万円は債務負担行為。そういうことですね。

(○:財政課長)そのとおりです。

(■:読売新聞)だから19ページでいうと①のアートパンフレットと、②のねんどろいどと③の観光客誘客イベントの、合わせた予算額が770万円ということですね。

(○:財政課長)そうです。

(■:読売新聞)ねんどろいどってなんですか。

(○:経済観光部長)こちらの方については、昨年度から引き続きの事業で、これは倉吉市のふるさと納税の返礼品として、地元のグッドスマイルカンパニーさんと協力いたしまして、ねんどろいど、フィギュアの返礼品を作ったところでございます。それが思いの外、好調で予定数を上回る注文があったということがあり、合わせて今後必要になってくるということがあるんで、今回増額をしながら、製作をお願いするということでございます。

(■:読売新聞)粘土でできたフィギュア?

(○:経済観光部長)ではなくて。

(■:読売新聞)紙がもしあったら追加でお願いします。

(○:経済観光部長)ちょっと待ってください。こういうやつです。

(■:読売新聞)これまた後でください。ついでにあと県立美術館関係でいうと、17、18、19ページの3つですか。美術館関連の位置づけでいうと。

(○:広田市長)17ページはインバウンドの分ですから、美術館にも来ていただくということで、それも関連するといえばそうですし。

(○:美舩総務部長)7ページの下段に、美術館賑わい創出事業ということで、市内の飲食店や商店等で歓迎ムードを高めるということで、タペストリーであったり、そういったものを店内に飾っていこうと。

(■:読売新聞)あともう1点、共通入館券は何館ぐらいだったでしょうか。

(○:経済観光部長)2種類作っておりまして、1つが、アートに特化したものということで3館。それと周遊を意識したところで5館の2種類の共通入館券を発行する予定です。まず、3館が県立美術館、円形劇場くらよしフィギュアミュージアムと西倉吉工業団地にありますアート格納庫M。あともう1種類が今のにプラスして倉吉博物館、小川氏庭園環翠園を入れたということでその2種類を予定しております。ごめんなさい。5館の中でもう1つ、県立美術館と円形劇場くらよしフィギュアミュージアムとエースパックなしっこ館です。エースパックなしっこ館を外しておりました。倉吉博物館それから小川氏庭園環翠園で5つで。

(■:日本海新聞)そうなると6館になりませんか。

(○:経済観光部長)ごめんなさい。訂正します。5館の分で、アート格納庫Mが無しで、県立美術館、円形劇場くらよしフィギュアミュージアムエースパックなしっこ館、倉吉博物館と小川氏庭園環翠園です。

(■:朝日新聞)3館の方はアート格納庫Mが入る。5館の方はアート格納庫Mが入らない。

(○:経済観光部長)はい。そうです。

(■:日本海新聞)すいません。その共通入館券の関連で、3館券と5館券それぞれいくらで販売される予定でしょうか。

(○:経済観光部長)3館が2,000円、それと5館を3,000円で販売ということで予定をしております。

(■:日本海新聞)販売開始はいつからですか。あと、どこで買えますか。

(○:経済観光部長)これからの調整になります。今のイメージとしては3月30日オープンのタイミングには合わせたいということで準備は進めてきております。

(■:日本海新聞)購入はどこでできそうですか。

(○:経済観光部長)そのあたりもこれからという形になります。でき次第、情報提供させてください。

(■:朝日新聞)予算の300万円というのは、共通入館券なので、来館する人が買うものだと思うんですけど、市が支出する300万円って何のお金ですか。

(○:経済観光部長)それぞれを安くさせていただいて、その代わりたくさん巡っていただくということを考えています。そういう意味で、その補填といいましょうか、その差額に当たる部分を、市と県でこれを負担していくっていう考え方であります。

(■:朝日新聞)なるほど。県も支出するんですね。わかりました。

(■:日本海新聞)割引率はこの19ページの、内訳のすぐ上の行ですかね、書かれてますけど、おおよそ各館とも40%程度安く入れるっていうことでいいんでしょうか。一律40%ですか、それとも大体40%割になるんでしょうか。

(○:経済観光部長)全体ですね。

(■:日本海新聞)全部を巡ると40%割引で巡れたことになるってことですね。

(○:読売新聞)正規料金から比べるとその3館分が4割引きになる。

(■:日本海新聞)1枚持っていると3館だったら3館だし、5館だったら5館。1枚のチケットで全部入れるっていう言い方になりますか。

(○:経済観光部長)はい、共通チケットで入れます。

(■:読売新聞)1日限定ですか。

(○:経済観光部長)通常は1日限定かなというふうに思います。

(■:日本海新聞)1日限りってのはまだ決まってはないですか。

(○:経済観光部長)これからの調整の中でと思いますが、基本的には1日かなと思っております。

(■:日本海新聞)すみません。19ページで関連して伺いたいんですけど、ねんどろいどのところなんですけど、これはキャラクターは先般作られたものを、追加で作る新たなキャラクターになりますかね。

(○:経済観光部長)今回は、先にコナミの方から銅像の寄贈を受けました。その分の銅像のものを新しくモデルとして作り、提供するということです。

(■:日本海新聞)この前作られたものを追加で同じものを増産するっていうことでいいですか。

(○:経済観光部長)一番直近だと円形劇場くらよしフィギュアミュージアムに銅像の寄付がございました。その物をデザインして送る。

(■:日本海新聞)それは確かもうすでにやっておられましたよね。確か、もう返礼品は、受付が終わって。

(○:経済観光部長)過去には他にもあったんですけども、銅像モデルってのは今回初めてとなります。

■:日本海新聞)この前のリリースいただいてた分の受付が終わって、その分の製造に着手するっていうことでいいですかね。

○:経済観光部長)製造というか受付が始まる10月末までが第一次受付、それが思いのほか多かったっていうこともあって。

(■:日本海新聞)つまり、中身としてはこの前リリースいただいたあのものをっていうことですか。はい。分かりました。

(■:読売新聞)18ページのタペストリーというのは、何か倉吉をPRするタペストリーですか。

(○:広田市長)倉吉を代表するような。

■:読売新聞)白壁とか廃線跡とか、そういうものを5枚やられるんでしたっけ。この場所は自由通路というんでしたっけ。そこに飾る。これも3月30日まで。

(○:経済観光部長)そうですね。鉄道を使ってお越しになられた方に、倉吉の特徴や資源、魅力というのを伝えるっていうことがなかなかできてなかったという反省もございます。そういう意味で、特に今回は春のタペストリーを意識しているんですが、倉吉の風景、またそういう主だった特徴的な景色、そういうものをタペストリーで表現させていただき飾らせていただということで、その次への回遊に向けての期待をしていきたいということです。

(■:読売新聞)季節ごとに変えていったりするとか、そこまで決まってるんですか。

(○:広田市長)今は美術館開館に向けての機運を盛り上げる意味合いで、駅にそういったことをやっていこうということを考えております。

(■:日本海新聞)その関連で7ページの分なんですけど、これもタペストリーって記載がありますけど、当然ですけどこの駅に飾られるものよりは、小さくなるということですかね。

(○:美舩総務部長)各店舗の例えば、テーブルの上に置いていただいたりだとか、お会計のとこに置いていただいたりとか。

(■:日本海新聞)ペイペイで払えますみたいな感じのこういうような小さいもの。これは大体何店舗ぐらいの設置ですか。

(○:美舩総務部長)1,000店舗くらいですかね。

(■:日本海新聞)市内の飲食店、商業施設に設置してもらうんでしょうか。

(○:広田市長)そうですね。

(■:読売新聞)1,000でしたっけ。

(○:広田市長)はい。

(■:日本海新聞)この共通チケット、すごく興味がある取組なんですけど、期待するところですとか、意気込みをちょっと一言お伺いしたいんですけど、お願いできないでしょうか。

(○:広田市長)県立美術館のオープンということで、県立美術館を目的に来られるわけで、私どもグリーンスローモビリティだとか、旧市街地の周遊滞在型の観光を目指すということもしておりますので、その一助にもなりますので、それからまた、それぞれ美術に特化した、そういった施設も、市内にはたくさんあるっていうことも皆さんにお知らせをしたい、また見ていただきたい。そういったことにも大きく貢献するものでないかなとは思っています。

(■:日本海新聞)期待はかなり高い。

(○:広田市長)そうですね。

(■:日本海新聞)はい。ありがとうございます。

(■:読売新聞)これまでなかったんですよね。初めての取組。

(○:広田市長)初めてですね。

(■:日本海新聞)施設間の移動はもう、その来館者さんが独自で行っていただくということですかね。

(○:広田市長)そうですね。

(■:日本海新聞)それ以外細々したことを教えていただきたいんですけど。10ページの下段の、職員課さんの案件ですが、これはこの前の議員懇談会で出されてたハラスメント防止条例を作るにあたって、必要関連経費っていう認識でいいでしょうか。

(○:美舩総務部長)ご指摘の通りでございまして、条例を今回12月議会に提案いたしますので、可決されれば公布施行としておりますので、そのあと、実際にそういった案件が出てきたときのために、対応できるように附属機関の委員の報酬を措置しておこうというものです。

(■:日本海新聞)また別なんですけど、14ページの和子牛の件なんですが、ここの部分に関しては、市独自ということでよろしいでしょうか。

(○:経済観光部長)こちらについては県と連携してという形になります。県そして農協さんの方も独自に支援をされるということで、合わせて、市の方も行っていくということです。

(■:日本海新聞)その他の市町の状況ってのはおわかりですかね。他はどういう取り組みされてますでしょうか。

(○:経済観光部長)他の市という形であれば。中部の中では、琴浦町・三朝町については同様の対応、北栄町についてはまだ最終決定がちょっと情報確認取れておりません。湯梨浜町についても確認が取れてないということ。鳥取市についても、同様にこの形で9月の補正でやってらっしゃいます。米子市については、別の形での支援をということでやっておられるようで今回12月補正で検討されておるということで聞いております。

(■:日本海新聞)ありがとうございます。今度は31ページ。学校教育課さんの案件なんですけど事業内容が2種類入ってて、その上の方ですかね、医療的ケアが必要な児童に対して生活支援員を配置するということなんですけど、これは来年度。例えばそういう対象のお子さんが新たに、どこかの小学校に入学されたっていうことでその対応っていうことになるんでしょうか。

(○:中田教育長)すでに入っていて、インスリンの注射が必要な小学校1年生さんということで、まだ自分でできないので訪問看護の方に来ていただくということですね。

(■:日本海新聞)来年度の入学予定者じゃなくて、すでに現在1年生ということですかね。純粋にその対応のためにお二方を加配するというかそういうような対応のために。

(○:中田教育長)そうですね。

(■:日本海新聞)この案件に関してだけで言うと、経費的な予算っていくらぐらいになるんでしょう。この上に書いてある181万5千円というのは多分この下の育休取得される方の分も、代わりの人員の配置も込みの金額だと思うんですけど、純粋にこのお2人のみってなった場合の予算はおいくらになるかわかりますでしょうか。

(○:教育委員会事務局長)すみません。ちょっと細かい資料持ってきておりませんので、あとでもよろしいでしょうか。

(■:日本海新聞)また、はい、じゃあ教えていただいていいですか。すみません、長々と。以上です。

(■:朝日新聞)公立保育所の再編整備事業ですが、私は取材しておらんですけど、例の統合して、場所が水害の恐れがあるのでどうたれこうたれってあると思うんですが、反対意見などが収束して粛々と進めることになったのか、まだもうちょっと揉めそうなのかどうなんでしょうか。

(○:広田市長)いや、収束したというか、基本的には3つの保育所統合ということで、地元3地域の方々に従来から説明をさせてきていただいて、その3つのうち2つについては、今の場所でよろしいですよというお話があったと。もう1地域については、浸水の恐れ等があるじゃないかというご指摘をいただいたんで、基本設計ではその辺りがまだまだ周辺の水路だとか、そういったことについては設計ができていませんので、実施設計に向けて、ご心配の浸水対策だとか、そういったものが本来必要なのか、必要であればそれに対応した設計にしていくし、或いは必要なければ従来通りでそのまま設計を続けていきますよということを改めてまた説明をいたしますということで、浸水を心配しておられる地域については、ご説明を申し上げたということであります。周辺が水に浸かるのではないかとか、そういうご心配があったんですけど、私どもで周辺の地域に聞くと、そういったことの実態は今までなかったっていう話ですし、だから、それらの話になると、道路側溝の取水能力だったり、排水能力だったり、そういったこともきちんと確認をしないといけないので、その辺りこの実施設計に合わせて、改めて確認した上で安全性があるのかないのか、ないのであれば、それが確保できるような対応を取れた設備にしていきますよと。そのことは、きちんとまた改めて説明をさせていただきますということを申し上げてきたということであります。従いましてそういったことに向けて、この場所で進めるということを、この度の分で改めて明確にして、今後設計に向けて進めて参りたいということを意思表示させていただいたということでもあります。

(■:朝日新聞)この2,000万円は、水害の危険のあるなしを調べるものですか。

(○:広田市長)いやいや、ただ単に、まだまだ。用地の測量だとか造成設計費を、必要な土地に向けての設計がどのぐらいかかるかっていうことを、測るというか、設計経費を見るという話であります。だから用地のことについても、今、非常に最大限の土地を必要としておるわけですが、今後の人口減少等考えれば、余りにも過大なものをする必要はないでしょうから、その適性に応じた格好での設計に向けての造成経費だったり、用地の必要量だったり、そういったことをきちんと明確にした上で、必要な経費を設計しておきたいというのがこの度の話でございます。

(■:朝日新聞)この事業がもう本格スタートするということでいいんでしょうか。

(○:広田市長)それで結構ですね。基本は前回の基本設計で、この場所を1つの例として、基本設計をさせていただいたものを、この度その3地区に向けて説明をさせていただいたというところで、ずっと継続した、設置場所を含めて検討してきたんですけど、一応先ほど言ったような経緯がございましたので、この場所で設置をするということで進めさせていただくということを改めて明確にさせていただいたということでもあります。

(■:朝日新聞)完成予定は令和8年度でいいんでしょうか。

(○:健康福祉部長)いや、一応計画では令和10年4月。

■:朝日新聞)令和10年4月。そんなにかかるんですか。

(○:広田市長)今度詳細設計を実際に細かくして、それから土地造成をしたりしてそこから建物を建ててっていうことになれば、それくらいかかるようでございます。

(■:朝日新聞)はい。わかりました。

(■:日本海新聞)関連で。まだ了承取り付けられてない地域の方からは、今度の議会の方で、議会の判断に委ねたいっていう回答があったとお話は聞いてるんですけど、そうなってくるとおそらく多分、予算決算常任委員会での審議が結構重要なんじゃないかなと考えてるんですけども。予算決算常任委員会は、市長は出席はされるものでしたか。市長は出られないんですか。

(○:広田市長)基本はあれですけど、そういう議会の方も、市長から直接話を聞きたいということであれば、その案件によっては、私も当然出て、私の方から答弁させていただきますよって申し上げているので、場合によっては、予算決算常任委員会の方にも、私も出席させていただいて、私どもの考えをしっかり理解をいただくように説明させていただきたいと思います。

(■:日本海新聞)12月議会での出席予定っていうのはまだ決まってないですかね。

(○:広田市長)まだ決まってないですね。

(■:日本海新聞)はい。わかりました。ありがとうございます。

(■:朝日新聞)各社どうでしょうか。

(■:NHK)関連してなんですけど。こちらの公立保育所の再編なんですけども、人口減少で過大な設備にならないようにということがありましたけども、定員とか受け入れとか話はでてきているんですかね。

(○:広田市長)基本は、今預けたいって思っておられる方々の人数が、各地域で例えば100人おられても、100人の幼児・乳幼児がすべて、この新たな保育所に預けたいっていうことではなくて、市内にいろいろ民間の保育所もあったり、お母さんお父さんのお勤めに近い場所の保育園に預けたいとか、いろいろそれぞれの家族の思いがございますので、おおよそそういった要望を受けた格好での最大の人数を1つの規模と考えて、今が多分、人口的にも一番ピークではないかなと思っているところなので、今最大能力の施設になるのではないのかなと。今の人数に対する対応であれば。その後、人口減少に伴って、少しずつ減ってくるであろうということを考えたときに、今のおよそ予想できる最大人数っていうのが、今預けたいと思っておられる最大人数で設計しておけば、今後、人口はそんなに多くはならないのかもしれませんけど、なんぼかでも増減があっても、それは十分吸収できるだけの、保育能力というか、保育園子ども園としての収容能力は確保できるのではないかなって思っていると。それに合わせた格好での土地の規模にできる限り合わせたいなと。土地を売りたい人は、とても全部っていうのはあるかもしれませんけど、できる限り、最小規模の土地の購入で済ませることも必要であろうと思っておりますので、そのあたり、土地所有者さんともいろいろ調整を図りたいなと思っておるということでございます。

(■:NHK)わかりました。この資料に載っている整備予定地の敷地面積っていうのはマックスという考えで、そこからいろいろ検討を重ねて、このままなのか小さくなるのか。定員もこれから検討して示されるんですか。

○:健康福祉部長)今年作りました基本設計の中では114人を定員として考えて計画作っておりますけども、今現在、この3園で児童数が92名いうことでございますし、どんどんやはり市長が申し上げたように、人口が、子どもたちの数が減っていくということがありますので、今後は、詳細設計に向けては人口推計とか、そういったものを勘案て、用地の規模だとか、定員についても考えていきたいと思っております。

(○:広田市長)過大なものは作る必要がないんで、それがきちっと、今後に向けても、収容能力、保育能力がきちんと保持できればいいわけで、最小規模というか最低規模の部分で、線を引きたいなっていうのが思いだということになります。

(■:NHK)令和10年4月に完成予定ということですが、市長として、こういった設備とか機能があるような、こういうのがあったらいいなとか、今の思いとかをお願いします。

(○:広田市長)いや本当はもう保護者の皆さんとお話をしても、もう6年も7年も前からこの話が出ていたということで、自分の子どももその新しい保育園に行けるんだということで非常に喜んでいたんですけど、みんな子どもも卒園をしてしまったし、本当いつできるんか、そういうようなことに、今の状況ですので。そういった面では、丁寧に説明するとはいうものの、およそ今の、先ほどご説明申し上げたように、関係3地区のうち2地区については、もうそこでいいから早く設置をして欲しいというのが思いでしたので、もう1つ浸水の関係でご心配の地域についても、ちゃんと設計の中で、ご心配の点についても、よく検討した上で、その内容をご説明しますので、この場所での詳細設計の実施に向けて、ご理解いただきたいということで説明をしたと。その結果としては先ほど日本海新聞さんがおっしゃったように、このたび議会に委ねますよというお話があったということだと思います。

(■:NHK)保育所に求めるの機能とか、なにかあったりしますか。あり方とか。

(○:広田市長)最低規模というか普通の保育園と子ども園の基準は当然満たすのはそうですけど、子育て支援センターだとかも併設をしながら、子育て拠点としての機能も有して、この倉吉西エリアの子育ての拠点的な意味合いで、倉吉の中心的な支援施設として機能できるような施設として、生まれ変わらせたいなと思っております。今の3施設がもう50年以上とかということで、老朽化が非常に厳しいものですから、まず普通通りのというか、新しい保育園をつくること自体でも、非常に保育環境がよくなると思いますし、また、保育士さんの対応も、そういった3施設が一緒になるということで充実した格好での保育士の対応も可能だと思いますので、保育環境だったり保育施設の能力もぐっと上がってくるものだと考えております。
(■:NHK)ありがとうございます。

(■:日本海新聞)すみません、また戻ってごめんなさい、聞き忘れてしまいました。また共通入館券のことに戻ってしまうんですけど。さっき教えていただいた3館2,000円5館3,000円っていうのは、税込みでいいですか。

(○:経済観光部長)だと思います。

(■:日本海新聞)いいですか。

(○:経済観光部長)確認してから連絡させてください。

(■:日本海新聞)いいですか。販売価格っていうことですよね。

(○:経済観光部長)そうですね、販売価格ということで。1点だけ修正をさせてください。先ほどその期間の捉え方なんですけども、担当からするとどうも複数日、例えば3日程度ということも考えたいということでございます。当然に、そういった周遊拡大、滞在時間の拡大ということを考えると、無理があってもいけないってことがあるんで、できれば3日程度かという形で考えていきたいということでございました。大変失礼いたしました。

■:日本海新聞)有効期限は複数日で検討されてるということですよね。あとすいません、実施期間、これちょっと見落としてたんですけど、ここに書いてあるのを見ると開館から3ヶ月間。

○:経済観光部長)はい。

(■:日本海新聞)期間限定ということでいいですよね。

(○:経済観光部長)一番初めの特別展とあわせてっていうことで、6月中旬までという形がありますんで、この間に合わせて来ていただきたい。あとまた以降につきましてまた当初の中で、その次の次のというような形でいろいろ回遊性を高めていくような、そういう策をこれから検討していきますんで、まずはこれは、12月補正では、その1回目のものを考えていきたいということです。

(■:日本海新聞)場合によっては7月以降も継続されるって可能性もありますか。一旦そこで切れることは切れますか。

(○:経済観光部長)現時点においては、一番初めの特別展に併せてということを考えています。以降についてはまた、検討する中で進めていきたいということです。

■:日本海新聞)市としてはやっぱりやりたいというところですかね、それ以降に関しては。

(○:広田市長)状況を見ながらですよね。でも、やっぱり最初の流れを地域全体に活かしたいっていうのが思いでもありますし、それらが非常に有効だなということになれば、また継続していったり、関係者の方々のお話も聞きながら。そういったことで、継続の部分については検討していきたいなと思います。

(■:日本海新聞)ありがとうございます。

(■:加藤副市長)1点よろしいでしょうか。グリーンスローモビリティもありますし、ループバスを走らすというようなことをしています。未来中心の駐車場っていうのは催しによっては、溢れることが今、多々あったりしてますので、そういう意味でも今の陸上競技場の駐車場だったり、観光駐車場だったりっていうところも、情報を出していくことによって、混雑の緩和、それがイコールその周遊拡大。相乗効果が得られるんじゃないかなということも期待しております。

(■:読売新聞)昨日もちょっと聞いたんですけど、懸賞旗の関係で、まずふるさと納税が増えたとかそういう効果があらわれてる数字があるのかどうか。それと来場所琴櫻だけじゃなくて、伯桜鵬にも出すのかどうか。

(○:広田市長)私もそこのところが気になっているんですけど、明確にその懸賞旗を出して、ぐっと上がったという効果っていうのが、直接的にはまだ見えないところです。見られてされた人もあったかもしれませんけど、それらが直接そうだっていうことにはならならないので、そういうふうにはなってませんけど、ただ、ふるさと納税自体が結構増えているということはありますので、そういった相乗効果もあるのかもしれないので、もう少し継続したいなっていう思いはあるということです。1月については伯桜鵬の入幕が濃厚ですので、伯桜鵬と琴櫻といろいろ組み合わせながら15日間どちらかの取組には倉吉市を1枚出していきたいなと思っております。

(■:読売新聞)初日は琴櫻、2日目は伯桜鵬みたいな感じですか。

(○:広田市長)そういう感じですね。

(■:読売新聞)2本出すことは今考えてないということですね。

(○:広田市長)いや、考えてないこともないですけど、先ほど前段で申し上げたように、ふるさと納税がきっちり懸賞旗でぐっと効果が出ているということまでが、今まだ明確ではないものですから、そういったところ見極めながら、1場所その15本っていうのは、もう1回継続をしてみたりして、その状況をみたいなと思います。市民の皆さんからも非常にとってもいい取組だということで、お褒めをいただいていますので、実際にはもう少しっていうのもありますけど、またその状況を見ながら、今おっしゃられたように、伯桜鵬にも1本、琴櫻にも1本ということで、1日2本ということも将来的には考えてみたいと思いますけど。1月はとにかく1日1本は必ずどちらかの取組には、倉吉市のあの赤い旗を土俵で回ってもらうようにはしたいなと思ってます。

(■:読売新聞)琴櫻と伯桜鵬があたったらどうするんですか。

(○:広田市長)どっちでも持って帰っていただける、とても効率がいいなと思いますけど。でも、分けるわけにはいきませんので、一本そのままお願いしたいなと思います。そういうこともありますよね。

(■:日本海新聞)導入のときに確か契約が琴櫻の取組ないし琴櫻休場した場合は結びの一番で掲出してもらうっていうお話だったと思うんですけど、今の話だったら、契約の内容って変更することができるんですか。

(○:経済観光部長)事前にそういう形で、事前にどの取組にっていうような形ってことができるようでございます。

■:日本海新聞)場所ごとにそういうのが指定ができるのですか。

(○:加藤副市長)場所ごと、日ごとですね。

(○:経済観光部長)今場所においては、その15日のうちこれ、これっていう形できますんで。

(■:日本海新聞)仮にさっきの話もう1本追加ってなった場合は予算措置が必要になってくるんですか。

(○:経済観光部長)現段階におきましては、この9月からやったようにふるさと納税のPRという観点の中でやらせていただきます。非常に高い関東圏等を含め全国に対するそういった効果もあろうかと思いますので、最終的な相談はこれからでございますが、ふるさと納税が今持っております広報費の中でやっていきたいということで考えてるところでございます。

(■:日本海新聞)議会通してどうこうっていう手続きは踏まなくても。

(○:広田市長)ふるさと納税をとにかく増やしたいっていろんなパンフレットを作ったりだとか、いろんな広報経費の1つとして、今は取り組んでおるということですけど、1つのことに結構な額を計上していくっていうことになれば、議会の方にも、きちっと明確にしとおくほうが今後はいいのかもしれないので、そういった2本なり何なりっていうことで、予算額がぐっと上がってくる場合、そういったことも必要になるかなっていうことも、あわせて検討して参りたいと思います。

(■:日本海新聞)ありがとうございます。

(○:経済観光部長)いいでしょうか。先ほどお問い合わせありました税込みかどうかということで、税込みを想定しております。

(■:日本海新聞)税込み。ありがとうございます。

(○:財政課長)すみません。最初に出てきました周遊滞在型観光地創造事業の事業費について再度伝えたいと思います。新規事業につきましてはパンフレットと、共通入館券と、イベント支援となりますので、3事業で合わせて630万円が新規の事業になります。そのうち今年度歳出予算の中に入っているのは、160万円。今年度着手し来年度予算計上する分については、債務負担行為をとっておりますので、それが470万円となります。以上訂正です。

(■:読売新聞)770万円はどうなるんですか。

(○:財政課長)770万円は決算見込みの話も入ってしまっておりますので、新規事業については、資料にさせてもらっております3事業の630万円と。

(■:朝日新聞)フィギュアが入ってないということ。

(○:財政課長)フィギュアについては抜いてあります。

(■:朝日新聞)フィギュアは新規事業ではない

(○:財政課長)新規事業ではございません。当初から出てる事業の決算見込みの数字です。

(■:朝日新聞)各社どうでしょうか。いいですか。はい。ありがとうございました。