定住自立圏構想とは、地方圏において、安心して暮らせる地域を各地に形成し、地方圏から三大都市圏への人口流出を食い止めるとともに、三大都市圏の住民にもそれぞれのライフステージやライフスタイルに応じた居住の選択肢を提供し、地方圏への人の流れを創出することを目的に、総務省が推進している施策です。
具体的には、中心的な役割を担う中心市とその近隣にある市町村が、自らの意思で1対1の協定を締結することで定住自立圏を形成し、「集約とネットワーク」の考え方に基づき、中心市において圏域全体の暮らしに必要な都市機能を集約的に整備するとともに、近隣市町村において必要な生活機能を確保し、農林水産業の振興や豊かな自然環境の保全等を図るなど、互いに連携・協力することにより、圏域全体の活性化を図るものです。
定住自立圏構想(総務省ホームページ)
鳥取県中部定住自立圏のこれまでの取組