更新日:2025年3月31日

 本市の水道料金は、消費税率の引き上げに伴う改定を除き、29年間据え置いてきましたが、水道施設の耐震化を進め将来にわたって安全・安心な水をお届けするため、この度料金を改定します。皆さんにはご負担をおかけしますが、今後とも効率的な事業運営に努めていきますので、ご理解とご協力をお願いします。(下水道使用料の改定はありません)

概要

平均改定率

14.6%

1か月あたりの税抜単価(一般用) 

       

 新料金(令和7年10月使用分から)

                         (単位:円)

メーター

口径

量水器

使用料

基本料金 

(基本水量)

 超過料金

(1㎥あたり)

 ~8㎥  ~20㎥ ~100㎥ 101㎥~ 
  13mm  90 770  133  166  175 
  20mm  180
  25mm 200
  30mm 270
  40mm 420
  50mm  2,300
  75mm  2,990
 100mm  3,790
 150mm  6,900

       

 現行料金(令和7年9月使用分まで)

                         (単位:円)

メーター

口径

量水器

使用料

基本料金

(基本水量)

超過料金

(1㎥あたり)

~8㎥ ~20㎥ ~100㎥ 101㎥~
 13mm 80 670 116 145 153
 20mm 160
 25mm 180
 30mm 240
 40mm 370
 50mm 2,000
 75mm 2,600
100mm 3,300
150mm 6,000

 

3~4人世帯のモデルケース 口径13mmで1か月20㎥使用した場合の計算例

現行料金
(量水器使用料80円+基本料金670円+超過料金@116×(20㎥-基本水量8㎥))×消費税1.1=2,356円(税込)
新料金
(量水器使用料90円+基本料金770円+超過料金@133×(20㎥-基本水量8㎥))×消費税1.1=2,701円(税込)
⇒1か月間で345円、1年間で4,140円の負担の増加

 

  1か月あたりの税抜単価(団体用)

 1か月あたりの税抜単価(団体用)(PDF形式:18KB)

適用時期

経過措置として、9月30日以前から継続してご使用の場合、10月1日以降初めての検針は現行料金が適用されます。

10月1日以降に使用を開始する場合は、初めての検針分から新しい料金が適用されます。

適用時期

偶数月検針の方 12月検針分から新料金

奇数月検針の方 1月検針分から新料金

毎月検針の方  11月検針分から新料金

 

経過

 令和6年1月に発生した能登半島地震を受けて、重要なライフラインである、水道施設の耐震化が注目されています。災害時でも安定的に水を供給し続けるためには、水道施設の耐震化・更新という事前の備えが必要ですが、近年の物価高騰の影響もあり、その費用は年々増加しています。また、水道施設の整備・更新・耐震化にかかる費用は主に水道料金で賄われていますが、人口減少や節水型機器の普及など、社会情勢の変化により料金収入は減り、水道事業を取り巻く経営環境は厳しくなっています。

 今後の水道事業の方向性について「倉吉市水道事業運営審議会」に意見を求めたところ、「令和7年度から10年度まで4年間、20%程度の引き上げが必要」との答申がありました。
 また、水道施設の耐震化・更新及び水道料金の改定に関するパブリックコメント(意見公募)を実施した結果、111名の方からご意見をいただき、水道料金を20%引き上げることについて51人(46.0%)が「やむを得ない」、35人(31.5%)が「やむを得ないが引き上げ幅は抑制すべきだ」と回答されました。
 これらの結果をふまえ、引き上げ幅を抑えるため約5%を一般会計から繰り入れることとし、令和7年10月使用分から約15%値上げする条例改正案が、市議会3月定例会で可決されました。

 

水道事業運営審議会の開催状況 答申、審議会提出資料、議事録などがご覧いただけます

パブリックコメントの結果

倉吉市水道事業給水条例の一部を改正する条例(PDF形式:44KB)