更新日:2021年8月16日
《みなさんの安心を守るために~医療費の適正化にご協力を》
近年、医療費の増加傾向が続いています。ちょっとした心がけで節約できる医療費があります。
国保制度の安定的な運営のため、皆さまのご協力をお願いします。
かかりつけ医を持ちましょう
かかりつけ医は病歴や健康状態などを把握して健康管理全般のアドバイスをしてもらえるお医者さんのことです。
気になることがあったら、まずは、かかりつけ医に相談しましょう。他の診療科や総合病院での受診が必要であればかかりつけ医に紹介してもらえます。
普段健康だから必要ないと思われる方も、かかりつけ医を持つことをお勧めします。
同じ病気で複数の医療機関を受診することは控えましょう
同じ病気で複数のお医者さんにかかると、医療費を増やしてしまうだけでなく、重複する検査や投薬が体に負担を与えてしまう等の心配があります。
おくすり手帳を活用しましょう
薬は飲み合わせによって副作用を生じることもあります。薬局で相談のうえ、おくすり手帳を活用してお医者さんや薬剤師さんにチェックしてもらいましょう。
また、薬が余っている時は、お医者さんや薬剤師さんに相談しましょう。
ジェネリック医薬品を上手に利用しましょう
ジェネリック医薬品は、新薬の特許期間が過ぎたあと、新薬と同じ有効成分で作られた薬のことです。開発費が抑えられている分、新薬より安く購入できます。また、効き目や安全性も国から承認されています。使用するには、かかりつけ医・薬剤師さんに相談しましょう。
※保険証をお送りする際に同封している小冊子に「ジェネリック医薬品希望シール」が添付されています。保険証やおくすり手帳の余白箇所に貼ってお使いください。
セルフメディケーションを活用しましょう
セルフメディケーションとは、「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」(WHOの定義)です。
日頃から健康管理や疾病予防の取組を行うことは、健康の維持だけではなく、生活習慣病の予防や改善につながります。そして医療費の節約や、場合によってはセルフメディケーション税制での所得控除にも役立ちます。
詳しくは 日本薬剤師会ホームページをご覧ください。
健診を受けて健康管理をしましょう
病気の発見が遅れると病気が進行してしまうだけでなく、治療期間が長くなり医療費の負担も増します。
定期的に健診を受けて、必要があれば詳しい検査を受けたり治療をして健康管理に役立ててください。
整骨院(柔道整復師)にかかる人は負傷原因を正確に伝えましょう
整骨院(柔道整復師)の施術を受ける際には、負傷の原因を正確に伝えましょう。
保険証を使って受けられる柔道整復師の施術は次の場合に限られます。
外傷性が明らかな骨折、脱臼、打撲、捻挫、筋や腱の断裂(肉離れ等)
※単なる筋肉疲労や肩こり・腰痛、内科的要因による疾患等の場合は、保険証は使えません。
保険証を使って施術を受ける場合は次のことをお願いします。
- 申請書の内容をよく確認して署名又は押印する。
- 領収書は必ずもらって保管する。
交通事故にあったら、届出を
交通事故など第三者の行為によって、けがなどをしたときの医療費は、原則、加害者が支払うべきものですが、届出をすれば、国保、後期高齢者医療で医療を受けることができます。この場合、国保または後期高齢者医療が負担した分を後で加害者に請求しますので、必ず、速やかに保険年金課に届け出てください。
《地域の救急医療体制の安定的な維持のためにもご協力お願いします。》
できるだけ昼間に受診しましょう
緊急性がないにもかかわらず、休日や夜間に受診すると、重篤な患者さんの治療に支障をきたしたり、お医者さんの負担が増える原因になります。 また、時間外加算があるため窓口負担も高額になります。
子どもの急病で心配な時の電話相談
休日や夜間の子どもの急病のときに、緊急に受診すべきかどうかのアドバイスがもらえます。
こども救急ダイヤル#8000
ダイヤル回線・IP電話の場合 03-5276-9137
(相談料無料・通話料は利用者負担)
利用時間 平日 午後7時~午後11時
土日・祝日等 午前9時~午後11時