更新日:2023年11月20日
 地域高規格道路は、高規格幹線道路網と連携して地域と地域の交流を促進する質の高い道路として順次全国各地で整備が進められてます。
 一般国道313号「北条湯原道路」は、岡山県真庭市湯原から、北栄町に至る延長約50kmの地域高規格道路です。
 山陰道と中国横断自動車道岡山米子線(米子自動車道)を接続し、鳥取県中部と岡山県北部の交流促進と地域の活性化に大きく寄与する幹線道路として、順次整備が進められています。
 平成9 年に交通の難所であった県境部の「犬挟峠道路」が供用し、安全で快適な交通が確保されました。
 また、平成19 年には鳥取県側の山陰道に接続する「北条倉吉道路」、平成25 年には「倉吉道路」の倉吉IC~倉吉西IC 間が供用開始となり、物資輸送の効率化や安全で円滑な交通の確保に大きく貢献しています。
 岡山県側についても未整備区間であった「初和下長田道路」が平成24年から事業着手され、現道活用と一部のバイパス整備による事業が令和4年に完了し走行性の高い道路が概成されています。
 現在は「倉吉道路」の倉吉西ICから「倉吉関金道路(I期区間)」の福山IC間の整備が鋭意進められており、加えて、山陰道(北条道路)と接続する「北条ジャンクション」の整備も進められています。