更新日:2024年8月1日
厚生労働省は、8月の1ヶ月間を食品衛生月間と定め、この期間中に全国的に食品衛生の普及・啓発を一層強力に推進することとしています。これを受け、鳥取県においても県民の食品に対する衛生意識をさらに深めることを目的に食中毒を防止するための普及啓発を実施することとしています。
【食中毒予防のための注意事項】
8月は食品衛生月間(*1)です。今夏も暑さが続くことが予想されることから、食品の調理・保管等について注意が必要です。
特に、お盆の期間中は、食品の取扱いも多くなり、保存・管理が悪くなりがちです。
食中毒(*2)を防ぐため、次のことに注意し、食中毒菌を「付けない」、「増やさない」、「やっつける」を守って、健康に過ごしましょう。
- 調理をする前は、手をよく洗いましょう。(*3)
手に傷がある場合は、決して素手で調理をしないようにしましょう。
- 魚や肉を取り扱う時は、まな板、包丁を十分に洗いましょう。
- 魚や肉などは中まで十分に加熱しましょう。
- 刺身を調理するときは、水道水でよく洗い、食べるまで冷蔵庫に入れておくか、早く食べるようにしましょう。
全国的に生鮮魚介類に寄生したアニサキスによる食中毒が多発しています。魚を購入する際は新鮮な魚を選び、丸ごと1匹で購入した際は、速やかに内蔵を取り除きましょう。また、目視でよく確認してアニサキス幼虫を除去しましょう。(*2 知ろう・防ごう・食中毒;6ページ)
- 火を通さない料理は、一度に作りすぎないようにし、残らないようにしましょう。
冷蔵庫の開け閉めは、極力少なくしましょう。
- 持ち帰り(テイクアウト)や宅配(デリバリー)等のサービスを利用する場合は、食べる時間にあわせて調製及び配達してもらうようにし、長時間放置することがないように注意するとともに、食べ残して保存のきかないものは思い切って捨てましょう。
食中毒菌を「付けない」、「増やさない」、「やっつける」を守って、健康に過ごしましょう。
(*2) 食中毒とは
(*3) 厚生労働省 「できていますか?衛生的な手洗い」
その他