更新日:2024年2月26日

春の農繁期は、トラクターや動力運搬車などの乗用農業機械を使って作業を行う機会が増え、農作業事故が
多くなる時期です。
また、気温が高くなり始める5月頃から、熱中症による事故の発生もみられるようになります。令和6年度も、
農作業機械による作業中の死亡事故が発生しており、農作業死亡事故発生警報が発令されました。
あらためて農業機械の運転・操作時の安全確認や安全装置の確実な使用により、事故の発生防止や被害軽減に
努めましょう。また、安全に農作業できるよう、家族や地域で声をかけ合いましょう。
運動期間:令和7年3月1日~5月31日(3か月間)
春の重点注意事項
事故原因の多くが「慣れからくる油断」や「周囲の確認の怠り」です
いつもの作業でも農作業事故の危険性がないか点検しよう。
1.トラクター使用時には、「ヘルメット・シートベルト着用」や「安全キャブ・フレームの利用」を
徹底しましょう。
2.動力運搬車や農薬散布車等の乗用機械を発進する時は「走行レバーの進行方向の確認」と、後退時の
「後方や足下の確認」を徹底しましょう。
3.ほ場や農道などの危険な場所や作業を点検し、危険箇所のマーキングや作業の注意点を確認しましょう。
4.トラクターなど農業機械で公道走行する際には、必要な灯火器等を設置しましょう。
5.季節の変わり目は体調に注意が必要で、春先から熱中症が増加します。日頃から体調管理に留意し、
体調が悪い時は無理せず休養しましょう。