更新日:2022年5月20日

[国指定史跡] 伯耆国府跡 国庁跡・法華寺畑遺跡・不入岡遺跡

  • 所在地:国府・国分寺・不入岡
  • 指定年月日:平成12年9月6日

伯耆国府跡・国庁跡・法華寺畑遺跡・不入岡遺跡

国庁跡は奈良から平安時代にかけて伯耆国を治めた役所跡です。法華寺畑遺跡は国分寺跡と同じ8世紀中頃に造られ、当初は役所として使用され、後に国分尼寺に転用されたと推定されます。不入岡遺跡は奈良から平安時代に存続し、国庁の前身施設か郡庁、そして後に国府に関連する倉庫に転換されたと考えられています。平成18年10月、法華寺畑遺跡が『日本の歴史公園100選』の一つに選定されました。(写真は法華寺畑遺跡の模型)

 

[国指定史跡] 伯耆国分寺跡

  • 所在地:国府・国分寺
  • 指定年月日:昭和49年3月12日

伯耆国分寺跡

天平13年(741)聖武天皇の発願により全国の国ごとに造営された国立の寺院跡です。寺域約2.9ヘクタール、東西182m、南北160m。主要建物の遺構は、南門、金堂、講堂、塔などがあります。平成18年10月、『日本の歴史公園100選』の一つに選定されました。

 

[国指定重要文化財] 伯耆国分寺古墳出土品

  • 所在地:国府・国分寺
  • 指定年月日:昭和34年6月27日

伯耆国分寺遺跡出土品

国分寺古墳の発掘の際出土しました。き鳳鏡(きほうきょう)(径22.1cm)、き鳳鏡は全国でも出土例が少なく、三角緑神獣鏡(径17.8cm)、二神二獣鏡(径14.4cm)、いずれも中国から伝わった舶載鏡です。

 

[国指定重要文化財] 鳥取県谷畑遺跡出土祭祀遺物 一括

  • 所在地:仲ノ町 倉吉博物館
  • 指定年月日:平成8年6月27日

鳥取県谷畑遺跡出土祭祀遺物 一括(上神出土)

古墳時代後期の祭祀遺物。6世紀後半の土師器(はじき)と7世紀前半の須恵器。何らかの「まつり」の後に丁寧に置き捨てられたものと思われますが、祭祀そのものの内容は不明です。(社地区上神出土)

 

[国登録有形文化財] 矢城家住宅主屋

  • 所在地:横田
  • 登録年月日:平成27年11月17日

矢城家住宅

 

大正2年築造の木造二階建、桟瓦葺の住宅。居室部中央の回り階段やトラス小屋組など近代的な特徴をもちます。

 

[県指定保護文化財] 伯耆国分寺石仏

  • 所在地:国分寺 社小学校
  • 指定年月日:昭和31年5月30日

伯耆国分寺石仏

輝石安山岩でつくられている5体の石仏。高さは50cmのものから85cm、幅は28cmのものから50cm。伯耆国分寺跡塔基部の石を利用して造られています。制作者は不明です。現在は塔跡付近にあったものを社小学校へ移設されています。

 

[県指定保護文化財] 山名氏尼子氏文書附尼子経久肖像画

  • 所在地:和田 定光寺
  • 指定年月日:昭和31年5月30日

山名氏尼子氏

応永9年(1402)頃建立された定光寺には、山名氏、尼子氏の応永から永禄年間の10通の古文書と尼子経久の肖像画が伝わっています。文書の内容は定光寺領の安堵(あんど)状と寄進状。肖像画には永徳2年(1490)の賛があります。

 

[県指定保護文化財] 不入岡の石仏

  • 所在地:不入岡
  • 指定年月日:昭和31年5月30日

不入岡の石仏

安山岩を加工し、石の上部に阿弥陀如来像、その下に如来を拝んでいるような形に僧の姿が浮き彫りされています。高さ1.22m。「永和元年乙卯年(1375)十一月□日」「願主道意」の銘がある(南北朝の北朝系の年号)。道意は名和長年の四男とみられています。

 

[県指定保護文化財] 不入岡遺跡古墳時代竪穴住居出土遺物一括

  • 所在地:仲ノ町 倉吉博物館
  • 指定年月日:平成28年4月26日

不入岡一括

古墳時代中期(5世紀中頃)の出土遺物で、オンドルを有した焼失住居の一括遺物です。在地系の土器とともに渡来系の筒形土器、長筒甕、甑があります。

 

[県指定保護文化財] 五百羅漢図

  • 所在地:和田 定光寺
  • 指定年月日:平成28年4月26日

五百羅漢図

 

吉田保水とその弟子による共同制作の100幅対の五百羅漢図。制作年は安永9(1780)〜寛政9(1797)年頃と推定され、欠けることなく全てが伝わっている100幅対の五百羅漢図としては日本最古のものです。羅漢の諸相を、「修行の様子」 「神通力の発揮」 「日常」の三種で表しています。

 

[県指定無形文化財] 木工芸(保持者 福田豊氏)

  • 所在地:黒見
  • 指定年月日:平成28年10月25日

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父 福田祥氏は、鳥取県の民芸運動を主導した吉田璋也の指導を受け、様々な技術的工夫を加えて、独自の吉田様式木工をつくり出しました。豊氏は現在では唯一、吉田様式木工を受け継ぐ制作者です。

[県指定無形文化財] 陶芸(保持者 河本賢治氏)

  • 所在地:福光
  • 指定年月日:令和4年4月26日

福光焼の窯元・河本氏は蹴轆轤や面取といった民藝陶器の工芸技術を体得し、数多くの作品を発表されています。また地域における陶芸文化の普及や後進の育成にも長年にわたって尽力されてきました。

 

[市指定史跡] 国分寺古墳

  • 所在地:国府 国分寺
  • 指定年月日:昭和53年5月23日

国分寺古墳

古墳時代前期の古墳です。もともとは全長60mの前方後円墳と推定され、江戸時代に再建された国分寺本堂造営工事により現在は原型を留めていません。大正11年に発掘され、木棺からき鳳鏡(きほうきょう)、三角縁神獣鏡、二神二獣鏡、鉄器類、多量の水銀朱が出土しました。

 

[市指定史跡] 三度舞大将塚古墳(弥生墳丘墓)

  • 所在地:大谷
  • 指定年月日:昭和63年7月7日

三度舞大将塚古墳

一辺21m、高さ3.5mの方墳形。弥生時代の墳丘墓の特徴があります。大正3年(1914)に倉光清六氏により発掘されました。多量の土器が出土したと伝えられますが、現在は手焙(てあぶり)形土器1個と丹塗りの壺1個が倉光コレクションとして県立博物館に所蔵されるのみです。

 

[市指定史跡] 上神大将塚古墳

  • 所在地:上神
  • 指定年月日:昭和63年7月7日

上神大将塚古墳

古墳時代前期の古墳で、直径25m、高さ3mの円墳。大正5年(1916)に大型箱式石棺が発掘されたと伝わっています。三角縁三神獣獣帯鏡、鍬形石、琴柱(ことじ)形石製品のほか、多くの玉類や鉄器が出土。これらの遺物の多くは東京国立博物館に収蔵されています。

 

[市指定無形民俗文化財] みつぼし踊り(福光伝承)

  • 所在地:福光
  • 指定年月日:昭和55年3月4日

みつぼし踊り

倉吉を中心とした東伯郡内に伝わる盆踊りです。足で地面を蹴るような動作に反閉(へんぱい)の名残が認められると言われています。反閉は平安時代に身分の高い人が公的な行事に出かけるとき、陰陽師(おんみょうじ)が呪文を唱えながら一種の足踏みをして行路の邪悪障害を取り払った作法。室町時代の伯耆守護の山名氏が美作(岡山県)の三星城を落とした際、踊られた念仏踊りが踊り継がれ広まったとされています。