第4回目は「身近な打吹山のすてきな自然」と題して、鳥取県立博物館学芸員 清末 幸久(きよすえ・ゆきひさ)さんにご講演いただきました。
講座では、知っているようで意外と知らない打吹山に生息する様々な動植物について、スライドの写真を見ながら詳しくお話いただきました。そのうち「オオバヤドリギ」という樹木は、半寄生植物というもので例外的にサクラやカエデに寄生する珍しい木が打吹山にあるそうです。小さな生き物や植物など全ての生命の多様性や、その恵を利用することで私たちの暮らしが成り立っているということを学びました。
次回は、倉吉市生涯学習講座の最終回です。11月23日(土・祝)午後1時30分から午後3時まで「倉吉博物館の50年~博物館活動の軌跡~」をテーマに、倉吉博物館 館長 根鈴 輝雄(ねれい・てるお)さんにお話いただきます。
会場は、倉吉交流プラザ視聴覚ホールです。皆様のご参加をお待ちしています。
◆受講生の感想(抜粋)
- じっくり観察することの楽しさが伝わったので、ぜひ自分も観察してみようと思いました。
- 打吹山の生物多様性、生き物たちのつながりがよくわかりました。
- 山の中には様々な生物が共生しており、自分の目に入っているものは、ほんの一部であることを講座を通して感じました。また、山と自然と人間はつながっている関係や存在であることがわかりました。
- 打吹山は、いろいろな植物が見られてすごく大好きです。今日の講座で新しい発見ができました。
◆講座の様子
