今年度の倉吉市生涯学習講座の第5回目(最終回)は「倉吉博物館の50年~博物館活動の軌跡~」と題して、倉吉博物館 根鈴 輝雄(ねれい・てるお)館長が講演を行いました。

 はじめに倉吉博物館が開館するまでの経緯や、開館当時はコレクションが少ないながら工夫を凝らして展示された様子など詳しく説明しました。また、地域の活性化に繋がるよう地域住民とタイアップした展覧会を開催したり、様々な収蔵品を活用しながらオリジナリティのある展示や、その他の活動として自然観察会・野外彫刻整備など様々な分野での取り組みも紹介しました。

 参加者からは、倉吉博物館の50年の歩みがよくわかり、あらたに知ることが出来たという感想を多数いただき、まさに今回のテーマである「もっと知りたい博物館の魅力~感動を生み、知る喜び~」のねらいが達成された講座になりました。

 講座終了後は閉講式を行い、18名の皆勤賞受賞者を代表して「これまでも参加できる時には受講していましたが、皆勤賞を頂くのは初めてで大変うれしく思っています。来年も生涯学習講座を楽しみにしています。」と感想をお話いただき、中田教育長のあいさつで令和6年度倉吉市生涯学習講座は閉講しました。

たくさん受講いただき、ありがとうございました。アンケートに記載していただいた今後学びたい内容をもとに、次年度の生涯学習講座の内容を考えていきたいと思います。また、来年度の受講をお待ちしております。

受講生の感想(抜粋)

  • 倉吉博物館での教育普及活動や自然についての活動、様々な活動を重ねて工夫してきたことがよく分かりました。
  • 市民の協力あっての50年(開館)に感動しました。もっと足を運びたいと思います。
  • とても興味深いお話でした。(思っていた以上の内容でした。)博物館の「歩み」がとてもよく分かりました。
  • 博物館の歴史を知ることが出来て良かったです。収蔵品や展示だけでなく、野外活動等も行っていることなど知ることが出来ました。今日聴講して本当に満足致しました。
  • 50年の歴史が実によくわかり、また熱い思いをお話いただき感動しました。大変なご苦労と工夫など偉大な取り組みをされたことがすごいと思いました。

講座及び閉講式の様子