平成16年12月24日
はじめに
倉吉市では、情報公開と市民参画の市政推進のため、昨年度から予算編成過程を公開しています。公開は、担当課の予算要求額とそれに対する査定額及び査定方針です。公開の時期ですが、昨年度は総務部長査定後に行いました。本年度はもう少し時期を早めて、担当課の要求段階から公開することといたします。
現在は、財政課によるヒアリングを進めているところで、今後下記のような順序で編成作業を進めてまいります。
予算編成の過程
- 担当課が予算要求(当初予算については前年の11月下旬、補正予算については市議会定例会が開かれる月の前々月の下旬までに予算要求書を財政課に提出。)
- 財政課によるヒアリング(担当課ごとに要求内容を聞き取り)
- 財政課長査定
- 査定結果を総務部長に報告
- 総務部長査定
- 内示(各担当課に総務部長の査定結果を示す。)
- 復活要求
- 市長によるヒアリング(市長が担当課の復活要求の内容を聞き取り)
- 市長査定
平成17年度予算要求の状況
平成17年度については、平成16年10月中旬に一般会計の歳入の一般財源額(合併後の数値)を財政課において見積り、各課に示しました。その額は約153億円(基金を取崩さないものと仮定した場合)で、平成16年度の約163億円(倉吉市と関金町との合算額)と比較すると約10億円の減額になっています。
これに対し、各課から提出された一般会計歳出予算要求額の一般財源額を集計してみると、別に示すように約175億円となっています。(別表黄色枠部分17,692,162千円から地方道路整備臨時交付金215,600千円を控除したもの)
歳入見積額との差額が約22億円あり、今後の査定作業におきまして、この差をうめていきます。
平成17年度予算査定方針(財政課長)
厳しい財政状況にあり、査定も昨年度以上に厳しいものとならざるを得ませんので、査定を始める前に予算査定方針を示します。平成17年度当初予算の査定方針は次のとおりです。
なお、査定中に経済情勢等に変動があれば、随時、修正を加えていきます。
- 歳入見積の減額を踏まえ、歳出削減に努力しているものは基本的に認める。
- あらたな財源獲得に努力しているものは基本的に認める。
- 継続的に実施されている事業でも義務的な経費でないものは認めないことがある。
- 新規事業は一般財源ベースで同規模の削減のない場合は基本的に認めない。
- 16年度査定の水準(単価・数量等)を確たる理由もなく引き上げているものは認めない。
全事業要求一覧
なお、国民健康保険事業特別会計は空欄になっていますが、これは、国庫支出金等の調整率などの決定を待って予算を編成するため、編成時期が1月下旬頃になることによるものです。
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