令和7年度の史跡整備工事の様子をお伝えします。

<主な工事内容>

 ① 整備途中の講堂・僧房の基壇(基礎)を仕上げます。

 ② 塔・金堂・回廊の基壇を立体的に整備します。

 ③ 塔基壇の整備では、塔心礎(塔の中心柱を支える礎石)を基壇上に展示します。

 ④ 基壇の周りに階段やスロープなどの便益施設を設置します。

 ⑤ 西部の造成・張芝を行います。


<経過>

 令和4年度に史跡大御堂廃寺跡実施設計が完成し、令和5年度から整備工事を開始しました。

 令和5年度・・・僧房・講堂・北西部排水路の整備 ▶工事の様子 

 令和6年度・・・北側張芝・西側(一部)張芝・東側芝補修・バリアフリー動線・全体解説板広場の整備 ▶工事の様子

回廊の擁壁打設準備

令和7年7月29日 東面回廊では型枠を設置し、西面回廊ではベースコンクリートの打設・養生を行っています。

 

暗渠排水管の床掘

令和7年7月29日 史跡南辺において暗渠排水管の布設に伴う床掘を行いました。

 

西面回廊の床掘

令和7年7月18日 西面回廊の擁壁設置に伴う床掘を行いました。掘削の深さを確認しながら、慎重に掘り進めました。

 

東面回廊の床掘

令和7年7月17日 東面回廊の擁壁設置に伴う床掘を行いました。文化財課職員立会のもと、バックホーを用いて慎重に掘り進めました。

 

現地工事開始

令和7年7月 今年度の工事を開始しました。