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更新日:2023年10月2日

 男女がお互いの身体的特質を十分に理解し合い、人権を尊重して思いやりをもって暮らせる社会が男女共同参画社会です。妊娠・出産等に関する女性の健康と権利に関する情報を提供します。

リプロダクティブ・ヘルス/ライツとは

「私のからだは私のもの」、「産む・産まないは女性の自己決定」

 「リプロダクティブ・ヘルス/ライツ」(リプロダクティブ・ヘルス・アンド・ライツと読みます)は、「性と生殖に関する健康と権利」と訳され、1994(平成6)年にエジプト・カイロで開催された国際人口開発会議で提唱された概念です。女性のライフサイクルを通して性と生殖に関する健康・生命の安全と権利としてとらえるもので、女性の人権の重要な概念の一つとして認識されています。

 「リプロダクティブ・ヘルス」とは、性や子どもを産むことに関わるすべてにおいて、身体的にも精神的にも社会的にも、本人の意思が尊重され、自分らしく生きられることです。

 「リプロダクティブ・ライツ」とは、自分の身体に関することを自分自身で選択し決められる権利のことです。

 「私のからだは私のもの」、「産む・産まないは女性の自己決定」という言葉は、当事者である女性自らが自己決定することを表しています。この権利の獲得は、すべての人がジェンダー*に基づく暴力などによって傷つけられず、身体・性に正しい認識を持ち、健康を確保して豊かな生涯を送ることができる社会を育むためのものです。

 つまり、リプロダクティブ・ヘルス/ライツは、性の問題、思春期の問題、妊娠、出産、中絶、避妊、不妊、性感染症、更年期障がい、また、性暴力や売買春など、さまざまな問題を幅広く含んでいます。すべての人が正しく性の知識を得ることが大切です。

 「自分のからだは自分で守る」ことから実践し、あなたの家族やパートナーにもその大切さを伝えていきましょう。

参照(外部リンク)

  内閣府男女共同参画局関連サイト「生涯を通じた女性の健康支援」

*ジェンダー:生物学的な性別にたいして、社会的・文化的につくられる性別のこと。女らしさ、男らしさといった言葉で表現されるもので、生物学上のオス・メスを示すセックスと区別されます。それ自体に良い・悪いの価値を含むものではありません。

女性の健康づくり

 女性は、妊娠・出産の可能性があること、子宮頸がんや乳がんの予防や早期発見が重要であることなど、特有の健康課題があります。

 生涯を通じて心豊かに暮らすために、健康づくりや介護予防について正しい知識を身につけましょう。

参照(外部リンク)

  女性の健康についての情報提供サイト「女性の健康推進室ヘルスケアラボ」(厚生労働省研究班監修)