ユニバーサルデザイン(UD)とは?
私たちのまちには、年齢や性別、文化、身体の状況など、さまざまな個性を持つ人が暮らしています。「ユニバーサルデザイン」とは、「ユニバーサル」=「普遍的な、全体の」という言葉が示しているように、「すべての人のためのデザイン」を意味し、年齢や障がいの有無などにかかわらず、最初からできるだけ多くの人が利用可能であるようにデザインすることをいいます。
例えば、まちなかにある自動販売機にもUDが採用されたものが多くあります。低めの位置に配置された商品選択ボタン、受け皿の付いたコイン納入口、かがまずに商品が取り出せる高さにある取り出し口など、様々な工夫がされた自動販売機は、子どもや高齢者、背の低い人、車いす利用者にとっても使いやすいものです。
日常生活のなかにUDの7原則(公平性・自由度・単純性・わかりやすさ・安全性・省体力・スペースの確保)を意識し取り入れることで、だれにとっても居心地のよい空間・環境づくりを目指しましょう。

例:ユニバーサルデザインが採用された自動販売機 例:手ざわりでシャンプーだと分かるボトル
「心のユニバーサルデザイン」という言葉をご存じですか?
心のユニバーサルデザインとは、すべての人が幸せになれるよう、お互いに理解し合い、優しさや思いやりの心、共感する心を持つことです。
困っている人がいたら「何かお手伝いすることはありますか?」と声をかけてみてはどうでしょうか。私たちは、支え合いながら生活しています。できることからはじめてみませんか。