更新日:2023年7月4日

ハンセン病問題

  題名 内容
010 声なき者たちの証言~見えない壁を越えて~記録映画
  /119分
ハンセン病は人類の不幸な歴史のひとつであると言われてきた。1907年(明治40年)に「らい患者取締法」(予防法)が作られたが、元来、ハンセン病とは伝染力が弱く、戦後には新薬が開発されたにもかかわらず、それは予防法とはかけ離れた患者の強制的隔離を目的とする悪法であった。1996年(平成8年)に、この悪法は廃止されたが、患者達にとって、この90年間は苦闘の歴史そのものだった。
020 ふたつの名前
1995/47分
戦後50年特別報告(岡山邑久長島愛生園)長島愛生園で暮らす伊奈教勝さんは、藤井善という二つの名前を持って生活しています。
030 恵みの鐘よ 明日の空へ
1998/31分
長島愛生圓自治会が制作
040 終の棲み家を求めて~元ハンセン病患者 平沢保治~
     /50分
多磨全生園の生活や体験、想いを語る。平沢さんは、本名で生活している。親がつけてくれた名前だからという、「人として人間として生きる」 故郷へ帰りたいが帰ると身内に迷惑がかかるなど複雑な胸の内を聴かせてくれる。
050 ハンセン病訴訟~何が問われたか~
2001/45分
(1)隔離政策の実態
060 ハンセン病「風紋のあかり」刊行フォーラム
出演:徳永進・片山知事・加賀田一さんほか
ハンセン病に関する歴史や無知による誤解や偏見・差別についての取り組みをどのようにするのか?
070 沖縄愛楽園から伝えたいこと
     /35分
全国のハンセン病療養所には、さまざまな個人史を背負ったあらゆる年齢層の人びとから成るコミュニティーがあった。
そこには「らい予防法」という国策によって増長された偏見、差別、社会からの排除による苦しみに耐え抜いていた患者たちが、励まし合い支え合いながら築き上げた、豊かな精神性に彩られた人間の「暮らし」があり「祈り」があった。そして今、思いを新たに語りかけてくる。明日のために。
080 砂丘はありますか?大山はありますか? ~鳥取発ハンセン病問題を考える~
2003/25分
(1)ハンセン病について知っていることを話し合う。
(2)病気の説明
(3)「なぜ差別は続くのか」「今ね私たちに出来ることは」
090 「菊池野」こころの叫び
2004/60分
菊池恵楓園入所者自治会機関誌「菊池野」に掲載された随想や詩から 選んだものを俳優の滝田栄さんが朗読し、同園の歴史を映像等で紹介する。
100 ハンセン病剥奪された人権
2002/25分
現在も国立のハンセン病療養所に暮らす人々、園長及び関係者の証言えなけれはを取材し、ハンセン病隔離の不幸な歴史と現在の状況を描きます。そして、現代に生きるわたしたちが、今、考えなければならない人権意識を問います。