更新日:2021年8月16日
日時:平成24年6月15日(金曜日)13時30分~15時30分
場所:倉吉市役所 大会議室
出席者 委員13人
- 委嘱状交付及び会長・副会長選出
委員任期:平成24年4月1日から平成26年3月31日まで
会長:和田嘉宥委員 副会長:山下慶久委員
- 報告事項
(1) 建築基準法制限緩和の条例の経過について
平成22年12月からの経過を説明、今年度制定の予定で進める。
- 緩和のためには防災計画が必要。
- 防災計画は町全体の問題として、文面だけでではなく実際の防災活動が重視される。
(2) 平成24年度伝建地区保存修理事業状況について
修理6件・修景1件、計7件の事業の概要の説明。
うち、5月着工の「楠本家住宅主屋」と」「森家住宅主屋」の修理事業については、増築部分解体後の痕跡の確認から設計変更となったことを報告。
委員から、設計変更は報告ではなく、協議事項ではないかとの指摘がある。
次回からは協議事項とする。
*復元される腕木の材質が米松とあるが、既存のものの材質にすること。
(3) 伝建地区デザインガイドの作成について
デザインガイドの最終案を提示。訂正箇所をお願いする。
(4) その他 4月大風の被害報告 伝建地区16件
県保護文化財「桑田醸造場」「高田酒造」2件についてはき損届を県へ提出したことを報告。
- 協議事項
(1) 伝建地区現状変更専門委員会(仮称)の設置について
懸案事項である現状変更の調整機能をシステム化させるもの。
現状変更申請と伝建保存事業の件数の実状を提示し、専門委員会の設置を求めた。 了承
今後、教育委員会内部での検討を図る。
(2)現状変更行為申請について(平成24年度前期)
現状変更行為20件の内容の説明
修理で形状・色を変えないものについては、現状変更は不要とすること。
〔飲食店開業に伴う看板〕:作成者は看板規制の具体的なものがないので困っている。
ガイドを作ってほしい。
面積を小さくできないか、原色ではなく赤瓦程度まで色を落とせないか、指導すること。
「保存計画」に無い部分なので、保存会や住民間の協定等の検討が必要である。
(3)その他
煉瓦塀の取り扱いについて
煉瓦塀は戦前のものとの聞取りがあり、解体して別の塀を作るよりは、伝統的建造物になりうる工作物なので特定しての修理を希望する。
- その他
- 東仲町三輪家の建物カルテ作成のため調査中である。
- 平成25年は重伝建選定15周年・保存会設立10周年にあたり、記念事業を企画する。
- 今年度、文化庁の梅津調査官の現地指導の日程は7月24-25日の予定
以上