更新日:2021年8月16日
日時 平成23年2月28日(月曜日) 13時30分~15時40分
会場 倉吉市役所大会議室(本庁舎3階)
- 開会
- 挨拶
- 報告事項
(1)平成22年度伝建地区保存修理事業報告について
平成22年度伝建地区保存修理事業は4件の修理事業を実施。魚町尾崎家以外はすでに22年11月末までに事業完了する。尾崎家主屋修理事業は、10月1日着手、12月15日完成、12月21日完成検査で事業終了した。通りに面した看板部分の撤去、瓦葺替、西側側面の壁面復原を行った。
(2)その他
倉吉市打吹玉川伝統的建造物群保存地区の拡大選定は12月24日告示となった。
- 協議事項
(1)伝建地区観光案内板設置について
観光客の増加により伝建地区内を含め施設がわかりにくいとの指摘を受けて、市長部局商工観光課で事業進行、市・市民等による検討会が開かれ原案ができた。観光案内看板は地図看板と誘導指示看板、電柱誘導板の三種類、伝建地区内には地図看板3か所、誘導指示看板が3か所、電柱誘導板が6カ所計画される。
承認
- 伝建地区内の看板は必要最小限の数、必要以上に大きくしない、他の情報を入れない等。
- [i]マークが目立ちすぎる。電柱誘導板にも多言語表記の努力を。字が小さい。説明内容が実際と異なるものがある修正を。
- 重伝建地区は一つの文化財。伝建地区を説明する文化財説明板であればよいが、地区外の情報までも説明する看板設置は安易である。文化庁とよく相談すること。
- 指摘事項の確認。
(2)平成23年度伝建地区保存修理事業について
来年度の伝建地区保存修理事業は6件の修理事業を計画。指摘事項の確認
承認
- 魚町尾崎家土蔵・主屋東側壁修理。壁面の焼杉板張りは何でも板張りではいけない。痕跡を確認して。屋根の痕跡も検討
- 東仲町桑田家土蔵。半解体修理。2年計画の1年目。
- 魚町旧江原家主屋。表の格子部分は大きさ・幅の見直しをする。西側壁面の2階部分の室外機設置場所は実施段階で要検討。
- 東仲町野口家付属屋。道路から望見できる東側壁面の修理。焼杉板張り替え、痕跡を確認しながら。
- 新町1会見家主屋。もともと瓦屋根であつた建物が、鉄板葺きになったもので、瓦屋根に復原。瓦屋根としては勾配が緩い、履歴・痕跡を確認してきちんとする。
- 魚町倉繁家土蔵。離れ北側に位置する2棟の土蔵修理。
(3)その他
第2回伝建審議会で継続事項となった、魚町森家(旧ヤマイチ洋装店)の特定について。
建物調査及び履歴調査が終了し、調査結果の報告。この結果、特定は主屋のみ。
承認
以上