更新日:2021年8月16日
日時:平成23年12月20日(火曜日)14時00分~15時30分
会場:倉吉歴史民俗資料館 研修室
- 出席者 委員 10人
- 内容
(1)報告事項
1.平成23年度伝建地区保存修理事業状況について
6件のうち4件完成、1件は2年間事業で修理中
平成23年度建築基準法の制限緩和のための建物調査について
2.鳥取県建築士事務所協会(中部支部の建築事務所16社)に業務委託。
期間:平成23年10月11日~12月16日
特定建物60戸・181棟のうち、所有者の了解の得られた50戸・150棟の調査を実施
3.伝建地区デザインガイド作成について
平成19~20年度伝建地区見直し調査を行った、東京藝術大学 上野勝久教授に委託
期間:平成23年11月2日~平成24年3月23日
調査:第1回 平成23年11月24日~27日
第2回 平成24年2月6日~8日予定
(意見):中間報告はないのか。---- 次回に検討したい。
4.その他 9月台風12号の伝建地区の被害について 床下浸水約40件、トイレ汲取り14件
(意見):
- 市全体の災害対策が必要。排水ポンプの設置では間に合わない。
- 市役所線の歩道の下に深い溝を新設して、清水病院のところで玉川と合流させる案があったが、進展していない。
- 本来の石橋ではない玉川に架けられたまっすぐな橋に水がぶつかり害をなしている。---- その事例を住民に説明していく。
- 不法の橋は、市が決断して、強制撤去させるべきではないか。---- 長年の懸案事項であり、特に拡大地区では石橋の景観を望む声が聞かれた。
- 石橋についてもデザインガイドに盛り込んではどうか。
(2)協議事項
1.保存計画の変更 東仲町の倉繁家の付属屋の便所・物置部分の解体について(意見):隣家に被害が及び解体もやむを得ないが、主屋と一体的なものであり、解体に当たっては、復原可能な記録を残し、部材の保管も検討すること。
2.平成23年度中期の現状変更行為許可申請について 24件
〔市道西町大正町2丁目線の防護柵の設置〕
(意見):
- 設置は景観上好ましくない。安全対策であれば、溝に蓋をかけることはできないか。
-
水害の及ぶところであるので、歩道の幅に溝を広げてはどうか。
- 安全重視であれば、玉川のほうが落ちた人が多いので、玉川にも柵が必要ということになりかねない。柵を設けて、かえって、溝から上がれなくなる場合がある。
〔西仲町地区の防犯灯〕
(意見):旧伝建地区の意匠とあわせるべきだが、4年間の最終年度ということなので、許可とする。
3.平成24年度伝建地区保存修理事業計画について
修理6件・修景1件の計7件を計画(うち拡大地区3件)
- 楠本家主屋 (意見):下屋根が高い。------検討する。
- 豊田家主屋 (意見):2階の窓が低い。----検討する。
以上