更新日:2021年8月16日

日時 平成22年11月26日(金曜日)13時30分~15時10分

会場 倉吉歴史民俗資料館研修室

 

  1. 開会 真田教育次長 
  2. 挨拶 福井教育長・名越伝建審議会長
  3. 報告事項

    (1)倉吉市打吹玉川伝統的建造物群保存地区の拡大答申について

       平成21年度から進めてきた倉吉市打吹玉川伝統的建造物群保存地区の拡大が、10月15日に開催された国文化審議会で伝建地区拡大の答申が出された。面積は4.7haから9.2haへ。

    (2)平成22年度伝建地区保存修理事業報告について

    平成22年度伝建地区保存修理は、魚町尾崎家主屋、魚町旧福光薬局主屋、東仲町公民館主屋、堺町1丁目高木家主屋の保存修理を行った。

    (3)その他

    • 石州瓦業界の関係で従来「倉吉色」で統一していた瓦が発注できなくなった。
    • 市長からの指示で伝建地区内の案内看板について見直しを行うこととなった。
    • 今回保存計画を見直したので、合わせて倉吉の伝建地区の基本のデザインガイドを作成したい。
    • 伝建地区内に指定物件ができた。東仲町桑田醤油醸造所の桑田家建物と西仲町高田酒造の高田家建物が保護文化財、同じく桑田氏庭園と高田氏庭園が県名勝に指定された。
  4. 協議事項

    (1)現状変更行為許可申請(平成22年後半)について

    6月の伝建審議会以降の伝建地区現状変更行為については、14件の提出があり、このうち修理物件が7件、修景物件が6件、解体物件が1件である。   承認

    (2)保存計画に定める伝統的建造物の特定について

    新たに建物の保存を前提に検討される家があり、それぞれ伝統的建造物として特定したい。一つは魚町の元ヤマイチ洋装店の店舗兼住宅で昭和26年に建築された建物。もう1件は、本内家具の展示場で、明治末に銀行として建てられたもの。元ヤマイチ洋装店は詳細調査必要。 今回の伝統的建造物の特定は本内家具倉庫を特定する。   承認

    (3)平成23年度文化財事業報告について

     平成23年度の伝建地区保存修理修景事業は、魚町尾崎家土蔵・東仲町桑田家土蔵・魚町旧江原家主屋・東仲町野口家付属屋・新町1丁目会見家主屋・魚町倉繁家土蔵の6件についての事業計画。
     一部デザイン等修正再検討で   承認

    (4)その他

    県指定の建物・庭園等の見学会も案内させていただくので参加者はよろしくお願いします。