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更新日:2021年8月16日

 昨年の同じ頃にリレーエッセイを寄稿し、新型コロナウィルスが未知のウィルスで大変になっていることをお伝えしました。それから1年が経過し、ある程度収束に向かっているのではないかと淡い期待をしていたのですが、残念ながら、収束の見通しがわからない状況になっています。
 しかし、少しずつですが、どのような対策で感染のリスクを避けられるのかが分かってきたこともあり、予防対策をしっかりとすれば対応できることも出てきたようです。私もスポーツの指導に関わっており、大会や練習会には必ず新型コロナウィルス感染者を出さない、拡大させないということを前提に準備をしています。参加選手、保護者に対してしっかりと理解していただくように事前にお願い文書を配布しています。
 このコロナ禍で当たり前のことが当たり前でなくなり、いろいろな知恵や工夫を出し合いながら、この難局を乗り越えようとされています。学校行事、運動会や修学旅行のあり方などをもう一度見直すことで、子どもたちには考える力、これまでと違った体験活動が大いにできたのではないでしょうか。

 先日小中学校の卒業式が終わり、4月から新しい環境で学んでいく子どもたちに「ふるさと」を思いやり、大切にして、「ふるさと」に何か恩返しをしてほしいと思っています。皆さんが住んでいる地域はすばらしい宝がたくさんあります。

 最後に私の心に残っている大切な言葉を贈ります。

  魔法の言葉は「やっタネ!できタネ!たのしかっタネ!」 そう言ってほほ笑んであげられたら気分はもっと最高!
  私たち大人は「幸せのタネ」を蒔くのがお仕事。一緒に感動して喜ぶのがお仕事 「芽を育てる力はすべての子ども自身にある」と確信できる大人にとっても至福のときである。

 この言葉を大切にして、子どもたちへ接するようにしており、子どもたちの笑顔が溢れることがとても嬉しいです。皆さんの成長をこれからも楽しみにしています。

令和3年3月25日

倉吉市教育委員 髙橋 義博