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更新日:2023年3月31日
 豪雪の続いた冬も終わり、一気に咲いた桜の下で、様々な別れと出会いがあり、令和4年度が始まりました。進学、就職、家族と離れて新たな地への旅立ちなど、自分を磨く新しい生活へのチャレンジです。
 令和4年度は、「第3期倉吉市教育振興基本計画」(令和3年度~7年度)の2年目です。今年度も新型コロナウイルスの感染防止に最大限の対策を講じながら、倉吉を守り維持していく人材の育成に向けて、取り組みを進めたいと思います。
 あらためて、第3期計画の教育理念、教育目標をお示しし、教育委員会事務局各課の主な取り組みをご紹介します。
  • 教育総務課 
  • 学校教育課
  • 社会教育課
  • 文化財課
  • 倉吉博物館
  • 倉吉市立図書館
  • 倉吉市立学校給食センター

【教育理念】
 「豊かな心を持ち 自立して生きる 未来を拓く 人づくり」

【教育目標】

  • 社会全体が協働し学び続ける環境づくり
  • 創造性を培い、自立性・自主性を養う学校教育の推進
  • 安心・安全な教育環境の充実
  • たくましく健やかな心と体づくりの推進
  • 文化資源の保存活用と文化・芸術の振興

教育総務課

  • 教育委員会会議の開催
  • 教育委員研修会参加
  • 教育委員学校計画訪問
  • 教育委員各種行事への出席等
  • 教育奨励賞の授与、激励費の支給:模範となる児童生徒への教育奨励賞。中国大会以上の大会に出場する児童生徒に対する激励費。(原資は、故石谷文海氏による1億5千万円の寄附金)
  • 奨学資金:磯野長蔵氏の寄附金により創設された(公財)三松奨学育英会の趣旨を引継ぎ、大学等に進学する際の貸与。
  • 市立小中学校における遠距離通学児童生徒の通学費補助:遠距離通学に係る費用の保護者負担を軽減する。令和3年度から補助対象要件及び補助額を見直し、更なる保護者負担の軽減を図っている。
  • 高校生等の通学費補助:公共交通機関を利用して通学する高校生等に要する保護者の経済的負担軽減を図ることを目的とし、県内の高校等を対象とし、定期券購入費の一部を補助する。
  • 就学援助:経済的理由によって就学困難と認められる児童生徒の保護者の負担軽減を図る。
  • 特別支援学級に在籍する児童生徒の保護者への援助:就学に必要な援助を行い保護者の経済的な負担の軽減を図る。
  • 成徳小学校改修(成徳小学校・灘手小学校統合に向けての校舎一部改修)ほか学校施設の適正な維持管理。

学校教育課 「日々の教育実践を児童生徒の姿で示すことのできる学校づくり」

  • 学力向上: 学校(教員)の使命は、日々の子どもたちの実態把握を行いながら、「児童生徒に力をつけること」、「各教科」、「集団生活」、「基本的な生活習慣」等、児童生徒に身に付けさせたい力は様々あり、「個別最適な学び」と「協働的な学び」がキーワードとなっている。その実現のために「ICTを活用した主体的・対話的で深い学び」にチャレンジする授業づくりに取り組む。
  • 不登校対策:児童生徒に寄り添う各学校の取り組みをはじめ、中部子ども支援センターの運営等、個に応じた支援を継続して行うと共に、補助金を拡充し保護者負担の軽減を図る。
  • ICTの効果的活用推進
  • 倉吉に誇りと愛着を持つ子どもの育成:地域に根ざした活動を推進する。
  • 地域学校委員会(コミュニティ・スクール)の設置。
  • 教育を考える会の開催。
  • 地域コーディネーターの配置
  • 地域学校協働活動の実施
  • 学校、家庭及び地域住民相互の連携・協働:学校を核として地域住民等の参画や地域の特色を生かした事業を展開する。
  • 学校図書館司書の配置
  • 複式学級教員補助員の配置
  • 35人学級教員配置
  • ALT(外国語指導助手)の配置:外国青年を招致し、小学校・中学校における外国語教育の充実を図るとともに、地域レベルでの国際交流の推進を図る。
  • 小学校適正配置の推進:令和5年4月の新小学校の開校を目指し、成徳小学校灘手小学校統合準備委員会を開催。明倫小学校は、将来的な新小学校との統合を目指し、令和5年4月から東中学校に進学。

社会教育課

  • 鳥取看護大学・鳥取短期大学公開講座の開催
  • 生涯学習講座の開催
  • 人づくり、地域づくりにつながる公民館研究指定事業の地区コミュニティセンターへの委託。
  • 子ども会活動への支援と人材育成:倉吉市子ども会育成連絡協議会との連携。
  • 青少年健全育成:倉吉市(各地区)青少年育成協議会との連携。放課後子ども教室。
  • 中部ハイスクールフォーラムの開催:中部地区高校生の特色ある取り組みの発表と地域との連携。
  • 成人式(名称変更予定)の実行委員会による開催:1月3日開催予定、倉吉未来中心 大ホール
  • スポーツ活動支援(スポ少・全国大会補助・体育大会)
  • 生涯スポーツの推進(スポーツ推進委員)
  • 学校体育施設開放(体育館、屋外運動場等):学校教育活動に支障のない範囲で地域スポーツ活動の拠点とする。管理運営は、各学校体育施設開放企画運営委員会(事務局:地区コミュニティセンター)に委託。
  • 体育施設の管理運営委託、整備・充実(陸上競技場改修等)

文化財課

  • 文化財の保存・活用:貴重な国民的財産である文化財を適切に保存して次世代に継承していくため、その保存及び活用のために必要な措置等を行う。
  • 国・県・市指定文化財等の保存・活用:
     (国指定16、国選定1、国登録40、県46、市25、計120 重複有)
  • 文化財保護審議会の開催
  • 文化財の啓発活動
  • 埋蔵文化財包蔵地と各種開発との調整:市内に所在する埋蔵文化財包蔵地における各種開発について、試掘・確認調査等(発掘調査)を実施することにより埋蔵文化財包蔵地と各種開発との調整を行う。
  • 史跡の維持管理:貴重な歴史文化遺産である史跡を適切に保存して次世代に継承していく。
  • 伝統的建造物の修理・修景:歴史的な景観の維持と復元のための整備を行い、情報の発信とともに伝建地区の活性化を図る。
  • 史跡大御堂廃寺跡の整備:本質的価値を将来に継承し、史跡として認識され、様々な利活用がなされるよう、令和7年春の県立美術館の開館に合わせて完成を目指し、整備を行う。

倉吉博物館(昭和49年5月開館)

  • 「白壁土蔵」をイメージした建物は、昭和50年に優秀な建築に与えられる建築業協会賞(BCS賞)を受賞。展示は、美術・歴史考古・自然部門からなる総合博物館。令和6年度に開館50 周年を迎えるに当たり、50年間の博物館活動を振り返る記念事業を実施する。
  • 昭和63年に「倉吉:緑の彫刻賞」、翌年に「前田寛治大賞」(洋画)、「菅楯彦大賞」(日本画)をあわせて3つの美術賞を、それぞれ3年置きに開催するトリエンナーレ美術賞として創設した。
  • 「倉吉:緑の彫刻賞」…受賞作家にオーダーメイドで作品を制作してもらう。審査委員の作品を含め25点の野外彫刻を設置。現在は不定期に、都市計画整備等にあわせて彫刻を設置。
  • 「前田寛治大賞」…独自な写実主義を実践した前田寬治を顕彰するため、写実主義絵画の優秀作品を募り、現代における写実をテーマに実施。受賞作品を買上げ。現在は4年に1回開催。令和5年度に第11回前田寛治大賞展を開催予定
  • 「菅楯彦大賞」…浪速風俗画をライフワークとした菅楯彦の顕彰を目的とし、「現代における暮らしの情景」をテーマに実施。受賞作品を買上げ。現在は4年に1回開催。令和7年度に第11 回菅楯彦大賞展を開催予定。

〈倉吉歴史民俗資料館〉(昭和57年10月開館)

  • 明治・大正時代の倉吉の民俗資料である、稲扱千歯、太一車(水田中耕除草機)などの革新的な農機具、倉吉絣などを収集保存、展示。令和4年度に開館40周年を迎える。倉吉の豊かな自然と歴史の中で先人たちが磨き育てた技術と感性に触れる展覧会を開催予定。
  • 博物館・歴史民俗資料館の改修(空調・照明・消防設備)

倉吉市立図書館

  • “暮らしに役立つ図書館”を目指し、市民の知的要求に的確に応えるための資料収集や情報提供を行っている。市立図書館とせきがね図書館を運営し、各種図書館サービスを提供。
  • 絵本作家子育て講演会の開催:幼少期から本にふれたり、出会ったりする機会を作る。
  • ブックスタート:乳幼児健診時に、絵本をひらく楽しい「体験」と「絵本」をセットでプレゼントするなど、読書啓発・普及活動を実施。本事業に取り組んで今年度20周年を迎えることから、記念行事を開催。
  • GIGAスクール構想のもとでの公共図書館の支援や学校図書館との更なる連携が求められることから、市立図書館に学校図書館支援担当1名を配置。
  • 倉吉交流プラザの運営・施設管理:市民の交流・学習の拠点として各種講演会や研修会のほか様々なイベント会場として利用していただくよう、来場者・利用者の安心・安全で快適な利用環境を提供。
  • 山上憶良短歌賞:倉吉を全国にアピールするとともに、市民の本市に対する愛着と誇りを醸成するため、奈良時代に伯耆国の国守として赴任した万葉歌人山上憶良にちなんだ全国公募の短歌賞を実施。テーマは「家族」とし、毎年、地元はもちろん海外も含め全国から4,000首から5,000首の応募がある。

 倉吉市立学校給食センター(共同調理場)所在地:倉吉市生田693 番地1

  • 安全安心で栄養バランスの取れた学校給食を市内小中学校に提供。 (約4,000 食/回、1食単価 小学校 283 円、中学校 322 円)
  • 「食に関する指導」:学校給食センターの栄養士3人が、小中学校の全学級を訪問し、学級活動などの時間を使って食育を実施。
  • 「親子で学ぶ食の教室」:毎年、小学校1年生の親子を学校給食センターに招待し、給食を食べていただくとともに、家庭でもできる食育について研修していただく。
  • 食物アレルギー対応(児童生徒を対象に、毎年アレルギーアンケートを実施)
     (1) 鶏卵の食物アレルギーを中心とした、除去食・代替食の提供
     (2) 食物アレルギー用献立表の配布による情報提供
     (3) 食物アレルギー対応研修会(年1回開催)
  • 学校給食の実施運営及び給食センターの施設、設備の維持管理。
  • 学校給食センター床改修

 以上、倉吉市教育委員会事務局各課の主な取り組みをご紹介しました。今年度も、児童生徒には必要な力を身に付けさせることが出来るよう取り組み、大人も含めて、倉吉を守り維持していく人材の育成に向けて努力していきますので、よろしくお願いいたします。

令和4年4月1日

倉吉市教育委員会教育長 小椋 博幸