更新日:2023年2月24日
市議会に提案した議案等を掲出しています。
提案理由
今議会に上程されました議案は、
報告案件 2件
決算案件 17件
予算案件 4件
条例案件 2件
一般案件 1件 の合計26件であります。
まず、報告第6号 平成28年度倉吉市健全化判断比率及び平成28年度倉吉市資金不足比率についてであります。
「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」に基づく『健全化判断比率』である「実質赤字比率」、「連結実質赤字比率」、「実質公債費比率」及び「将来負担比率」の4指標と、公営企業ごとの「資金不足比率」について御報告いたします。
本市の平成28年度決算における「実質赤字比率」及び「連結実質赤字比率」は、ともに黒字であるため、値なしとなっております。
「実質公債費比率」についてですが、これは、標準財政規模に占める公債費等の割合を直近の3ヵ年の平均値により示すものであり、平成28年度決算における本市の実質公債費比率は13.0%でした。平成27年度決算における値も13.0%でありましたので、増減なしとなっております。これは、一般会計の元利償還金等が減少した一方、分母となる普通交付税も減少したことなどによるものです。
次に「将来負担比率」についてですが、これは、地方債残高や債務負担行為残高等、将来負担すべき実質的な負債の標準財政規模に対する比率であり、平成28年度決算における本市の将来負担比率は121.6%でした。平成27年度決算における値は117.8%であり、3.8ポイント増加しております。これは、分母である普通交付税が減少したことなどによるものです。
次に「資金不足比率」ですが、水道事業、簡易水道事業、下水道事業、集落排水事業、温泉配湯事業、国民宿舎事業のいずれの会計も資金不足が生じていないため、値なしとなりました。
以上述べましたとおり、平成28年度決算におけるすべての健全化判断比率及び資金不足比率は基準未満となっているところです。
次に、報告第7号 議会の委任による専決処分について(損害賠償の額の決定について)であります。
平成29年6月17日に相手方車両が、倉吉市秋喜西町地内の市道を走行中、道路の段差に前輪側面が接触し、タイヤホイールが損傷したことから、これに関する損害賠償の額の決定について、7月18日に専決処分を行ったものです。
次に、 認定第1号 から 認定第16号 までの平成28年度一般会計及び15の特別会計の歳入歳出決算並びに 議案第82号 平成28年度水道事業会計利益の処分及び決算の認定についてであります。これらの決算は、地方自治法第233条第2項の規定及び地方公営企業法第30条第2項の規定に基づき、監査委員の審査を受けましたので、その意見書を添えて本市議会の認定に付すものです。
初めに、認定第1号 平成28年度倉吉市一般会計歳入歳出決算の認定についてでありますが、歳入決算額295億7,310万1千円、歳出決算額284億7,867万円、歳入歳出差引10億9,443万1千円で、翌年度へ繰越すべき財源3億9,351万8千円を差し引いた実質収支は、7億91万3千円となっております。
歳入の主なものといたしましては、市税55億6,755万8千円、地方交付税75億8,980万7千円、国庫支出金43億1,175万8千円、市債21億5,539万4千円となっております。
歳出の主なものといたしましては、総務費34億9,380万1千円、民生費95億6,358万3千円、商工費30億2,860万9千円、災害復旧費4億2,400万5千円となっております。
平成28年度の経常収支比率は95.4%となり、前年度の90.9%から4.5ポイント増加しております。これは、分母となる経常一般財源等である地方消費税交付金、地方交付税等が減少したためです。
平成28年度末における財政調整基金残高は前年度末残高から3億9,953万1千円減少し、11億6,351万4千円に、減債基金残高は前年度末残高から2億3,228万円増加し、14億7,604万8千円となりました。
次に、認定第2号から認定第16号までの平成28年度倉吉市各特別会計の歳入歳出決算の認定ついて御説明申し上げます。
特別会計全体の合計額で申し上げますと、歳入決算額157億5,729万8千円、歳出決算額154億3,947万6千円、歳入歳出差引3億1,782万2千円、翌年度へ繰越すべき財源1,048万1千円を差し引いた実質収支は、3億734万1千円となっております。
次に、議案第82号 平成28年度倉吉市水道事業会計利益の処分及び決算の認定についてでありますが、利益の処分については、平成28年度倉吉市水道事業剰余金処分計算書(案)のとおり、利益剰余金では、未処分利益剰余金4億6,796万7千円のうち資本金へ1,198万8千円を組み入れし、減債積立金へ400万円、建設改良積立金へ4,619万5千円を積み立てるものであります。
次に決算については、損益勘定で収益的収入決算額8億8,209万2千円、収益的支出決算額7億9,079万2千円、収入支出差引9,130万円で、純利益は税抜きで7,886万3千円となっております。
また、資本勘定で資本的収入決算額1億1,828万円、資本的支出決算額3億7,668万2千円、収入支出差引で2億5,840万2千円の不足を生じることとなりましたので、その措置として、当年度分損益勘定留保資金等、所定の財源をもってこれを補てんするものであります。
次に、議案第83号 平成29年度倉吉市一般会計補正予算(第4号)についてであります。
本予算は、普通交付税及び前年度繰越金の額が確定し、また、当初予算編成時から半年を経過し、その間の情勢の変化などに対応するため必要な経費について補正を行うものであります。
初めに、園芸産地活力増進事業についてであります。
園芸品目の振興を図るため、主要品目である梨の出荷調製機械の導入や集出荷施設の改良に係る経費を支援するもので、補助金1,400万円余を計上するものです。
次に、単県斜面崩壊復旧事業についてであります。
鳥取県中部地震で被災した急傾斜地で、人家に被害を及ぼすおそれのある箇所を復旧する経費として、8,600万円を計上しております。
次に、企業誘致についてであります。
地域経済の活性化と雇用の創出を図るため、西倉吉工業団地分譲地の土地購入等に係る経費、及び活用件数増が見込まれる企業立地促進補助金について、あわせて1億4,000万円余を計上しております。
次に、除雪対策についてであります。
積雪時における道路交通の円滑化を図るため、市内各地区に小型除雪機を配備するもの、また、除雪車運転手の育成に係る経費を支援するもので、あわせて1,600万円余を計上しております。
次に、防災対策についてであります。
地域防災力の充実・強化を図るため、地域の防災リーダーとして、分団長以上の消防団員の防災士の資格取得に係る経費、及び水害発生時の救助用ボート購入費として、52万円余を計上しております。
次に、小学校適正配置準備についてであります。
小学校の統合も視野に入れ、児童同士の交流を深めるため、小学校間の交流事業に必要な経費40万円を計上しております。
次に、財政調整基金積立金についてであります。
地方財政法第7条第1項の規定に基づいて平成28年度一般会計実質収支の2分の1を下らない金額を積み立てるもので、財政調整基金に3億7,000万円余を計上しております。
以上、一般会計の補正の総額は7億4,900万円余の増額で、補正後の予算総額は、290億8,500万円余となります。
次に、 議案第84号 から 議案第86号 までの平成29年度特別会計補正予算について御説明いたします。
特別会計では、国民健康保険事業特別会計、下水道事業特別会計、集落排水事業特別会計、合わせて1億8,600万円余を増額し、補正後予算総額は159億8,600万円余となります。
次に、議案第87号 倉吉市立伯耆しあわせの郷の設置及び管理に関する条例等の一部改正についてであります。
障害福祉サービス受給者証又は指定難病に係る特定医療費医療受給者証を所持する難病患者に対する社会参加の促進を図るため、公の施設の使用料等を減免するよう、倉吉市立伯耆しあわせの郷の設置及び管理に関する条例等に所要の改正を行うものです。
次に、議案第88号 倉吉市農村環境改善センターの設置及び管理に関する条例の一部改正についてであります。
利用者へのサービスの向上及び利用促進並びに施設の適正な維持管理及び運営を行うため、指定管理者制度を導入することとし、倉吉市農村環境改善センターの設置及び管理に関する条例の一部改正を行うものです。
次に、議案第89号 功労表彰についてであります。
長年にわたり、学校歯科医又は学校薬剤師として保健衛生の振興発展に貢献された方、消防団員又は交通安全指導員として災害の防除及び生命・財産の保護に貢献された方、あわせて5名を倉吉市表彰条例の規定に基づき功労表彰を行うため、本市議会の同意を求めるものであります。
以上、今回提案しました諸議案につきまして、その概要を御説明いたしました。よろしく御審議のほど、お願い申し上げます。
(9月4日追加)
ただいま上程されました諸議案につきまして、その概要を御説明申し上げます。
初めに、報告第8号 議会の委任による専決処分について(損害賠償の額の決定について)であります。
平成29年8月5日に相手方車両が、倉吉市天神町地内の市道を走行中、側溝の上を通過した際、床版蓋が跳ね上がり、車両底部が損傷したことから、これに関する損害賠償の額の決定について、8月30日に専決処分を行ったものです。
次に、議案第90号 平成29年度倉吉市一般会計補正予算(第5号)についてであります。
鳥取県中部地震で被災した本庁舎、東庁舎及び北庁舎の復旧工事に要する経費として、1億1,300万円を計上するもので、補正後の予算総額は、291億9,800万円余となります。
以上、今回提案しました諸議案につきまして、その概要を御説明いたしました。よろしく御審議のほど、お願い申し上げます。
(9月13日追加)
ただいま上程されました追加議案につきまして、その概要を御説明申し上げます。
議案第91号 人権擁護委員候補者の推薦についてであります。
本市区域の人権擁護委員のうち 高岡(たかおか)紀子(のりこ)さん、田中(たなか)守男(もりお)さんの任期が平成29年9月30日をもって満了となります。その後任委員につきまして慎重に検討いたしました結果、高岡紀子さんにつきましては再度推薦することとし、新たに松田(まつだ)裕一(ゆういち)さんを推薦することが最適と考え、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき、本市議会の意見を求めるものであります。
なお、ただいま提案いたしました両氏の略歴につきましては、お手元に配付しております資料のとおりであります。
高岡さんにおかれましては、人格、識見とも秀でられ、今日までの委員としての実績も評価のあるところであります。松田さんにおかれましては、長年にわたる学校勤務において、人権問題に熱心に取り組まれてきた御経験を活かしていただきたいと考え推薦するものであります。
以上、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
付議議案
平成29年9月第5回定例会付議議案
- 報告第 6号 平成28年度倉吉市健全化判断比率及び平成28年度倉吉市資金不足比率について
- 報告第 7号 議会の委任による専決処分について(損害賠償の額の決定について)
- 認定第 1号 平成28年度倉吉市一般会計歳入歳出決算の認定について
- 認定第 2号 平成28年度倉吉市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について
- 認定第 3号 平成28年度倉吉市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について
- 認定第 4号 平成28年度倉吉市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について
- 認定第 5号 平成28年度倉吉市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について
- 認定第 6号 平成28年度倉吉市温泉配湯事業特別会計歳入歳出決算の認定について
- 認定第 7号 平成28年度倉吉市住宅資金貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について
- 認定第 8号 平成28年度倉吉市土地取得事業特別会計歳入歳出決算の認定について
- 認定第 9号 平成28年度倉吉市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について
- 認定第 10号 平成28年度倉吉市駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定について
- 認定第 11号 平成28年度倉吉市集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について
- 認定第 12号 平成28年度倉吉市国民宿舎事業特別会計歳入歳出決算の認定について
- 認定第 13号 平成28年度倉吉市高城財産区特別会計歳入歳出決算の認定について
- 認定第 14号 平成28年度倉吉市小鴨財産区特別会計歳入歳出決算の認定について
- 認定第 15号 平成28年度倉吉市北谷財産区特別会計歳入歳出決算の認定について
- 認定第 16号 平成28年度倉吉市上北条財産区特別会計歳入歳出決算の認定について
- 議案第 82号 平成28年度倉吉市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について
- 議案第 83号 平成29年度倉吉市一般会計補正予算(第4号)
- 議案第 84号 平成29年度倉吉市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)
- 議案第 85号 平成29年度倉吉市下水道事業特別会計補正予算(第2号)
- 議案第 86号 平成29年度倉吉市集落排水事業特別会計補正予算(第1号)
- 議案第 87号 倉吉市立伯耆しあわせの郷の設置及び管理に関する条例等の一部改正について
- 議案第 88号 倉吉市農村環境改善センターの設置及び管理に関する条例の一部改正について
- 議案第 89号 功労表彰について
- 陳情第 8号 受動喫煙防止条例の制定に関する陳情
- 陳情第 9号 市民からの意見・質問・要望等に対する回答に関する陳情
- 陳情第 10号 全国森林環境税の創設を求める意見書提出について
(9月4日追加)
- 報告第 8号 議会の委任による専決処分について(損害賠償の額の決定について)
- 議案第90号 平成29年度倉吉市一般会計補正予算(第5号)
- 陳情第11号 教職員定数改善と義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書提出について
(9月13日追加)
議案第91号 人権擁護委員候補者の推薦について
予算関係
提出予算案、予算編成資料については、 財政課のコンテンツ をご覧ください。
監査関係
監査等の結果については、 監査委員事務局のコンテンツ をご覧ください。
倉吉市議会について
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