更新日:2023年2月24日
市議会に提案した議案等を掲出しています。
提案理由
新年明けましておめでとうございます。市議会議員の皆様、そして市民の皆様におかれましては、健やかに新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。議案の説明に先立ちまして、一言述べさせていただきます。
昨年を振り返りますと、まずは、皇位継承と改元という新たな時代が幕を開けた歴史的な年でありました。
新時代に合わせるかのように、昨年7月には中心市街地の拠点施設である「打吹回廊」がオープンし、賑わいが創出され、地域振興の新たな希望の象徴となっています。
また、その東には市役所第2庁舎が完成し、今月6日から業務を開始しました。市民サービスの向上とあわせ、周辺地域の活性化に寄与するものと期待しております。
一方で昨年は、全国的に大きな災害が相次いだ年でありました。なかでも台風15号、19号は、東日本を中心に大きな被害をもたらしました。被害に遭われた皆様に心からお見舞い申し上げますとともに、1日も早い復旧、復興を切に願うものであります。
幸い本市では大きな被害にはなりませんでしたが、いつ何時どのような大災害が起こるかわからない今日、しっかりとした事前の備えをしていく必要があると痛感しているところであり、国土強靱化地域計画の推進など地域での防災体制強化を図って参りたいと考えております。
そして年が改まり、いよいよ今年はスポーツの祭典、東京オリンピック・パラリンピックが開催される年となります。5月には56年ぶりに聖火が本市を駆け抜けます。かねてより取組を進めているスポーツクライミングのキャンプ地誘致など、機を捉え、積極的に対応して参りたいと考えております。
また、本市は、平成23年より「愛着と誇り 未来いきいき みんなでつくる倉吉」を将来都市像として、第11次総合計画を進めてまいりましたが、今年は10年目を迎えることから、次期総合計画と2期目となる「倉吉市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を一体的に策定することとしております。
国においては、第2期「まち・ひと・しごと創生総合戦略」が閣議決定されましたが、昨年末に発表されたとおり年間出生者数が90万人を割り込み、以前の推計より2年前倒した形で出生数が減少している事態となっています。
本市においても、こうした人口減少等の課題を克服し、新しい時代においても持続可能な発展を遂げていくため、時機を失することなく的確に対応するとともに、本市を「より住みよいまち」、「元気な地域」にしていくために、市民一人ひとりが広範な課題に対して自分事として取り組み、実行していくことが必要と考えており、行政と市民の信頼関係を構築し、共に汗をかき、努力してまいりたいと考えています。
年頭にあたりまして、今年1年が災害のない穏やかな年となりますよう祈念いたしますとともに、市民の皆様が安心して、笑顔で生活ができる元気な「くらしよし」倉吉の実現に引き続き努めて参りたいと考えておりますので、議員の皆様の変わらぬ御支援、御協力をお願いいたします。
それでは、ただいま上程されました議案につきまして、その概要を御説明申し上げます。
今議会に上程されました議案は、
報告案件 1件
一般案件 1件 の合計2件であります。
まず、報告第1号 議会の委任による専決処分についてであります。
令和元年11月22日に相手方車両が市道を走行中、道路左側の側溝蓋がはずれたため前輪が側溝にはまり、車体に損害を与えたことに対する損害賠償の額の決定について、1月8日に専決処分を行ったものです。
次に、議案第1号 市道の路線の認定についてであります。
宅地造成により整備され、寄附受納した位置指定道路を、市道新田12号線として認定するものです。
この路線は、法令の規定及び本市の市道認定基準に適合するものであり、道路法第8条第2項の規定により本市議会の議決を求めるものです。
以上、今回提案しました諸議案につきまして、その概要を御説明いたしました。よろしく御審議のほど、お願い申し上げます。
付議議案
令和2年1月第1回臨時会付議議案
- 報告第1号 議会の委任による専決処分について(損害賠償の額の決定について)
- 議案第1号 市道の路線の認定について
予算関係
提出予算案、予算編成資料については、 財政課のコンテンツ をご覧ください。
監査関係
監査等の結果については、 監査委員事務局のコンテンツ をご覧ください。
倉吉市議会について
倉吉市議会について詳しくは市議会のコンテンツをご覧ください。