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更新日:2023年12月20日
市議会に提案した議案等を掲出しています。

所信表明

 倉吉市長の広田一恭でございます。去る3月27日に執行されました倉吉市長選挙におきまして、多くの市民の皆さんからのご信託を得て、4月11日に倉吉市長に就任いたしました。
 大変な重責でありますけれども、石田前市長が3期12年の長きにわたって多くの成果、実績を積み重ねてこられた倉吉市政をバトンタッチさせていただいたからには、これから身を粉にして市政運営に取り組んで参りますので、皆様方のご理解とご協力を賜りますようどうぞよろしくお願いします。
 さて、まずもって取り組まなければならないのは、「新型コロナの感染防止対策と疲弊した地域経済の立て直し」であります。これについては、各議員の皆さんも喫緊の課題と考えておられるものと思っておりますが、家庭内での対策を含めて感染防止対策の徹底やワクチン接種率の向上、そして、長引くコロナ禍の中で疲弊した地域経済の再生・復興に、しっかり取り組んで参りたいと考えております。このことについては、後ほど本臨時議会へ上程する各議案の提案説明でもご説明させていただきます。
 次に、「活気あふれる元気な倉吉を目指す」と選挙中も訴えてきましたが、地域など各コミュニティが持続、維持できる一定の若者が定着し、市街地には年間を通じて賑やかさが感じられる一定数の観光客などが確保でき、週末やイベントのときだけでなく、日々街に人が行き来している賑やかな街の創造を目指して参ります。
 コロナが収束すれば、GoToトラベルといった国の経済対策なども利用しながら、国内外の交流を一層図るなど観光振興を進めて交流人口・関係人口を増加させ、地域の賑わい、活力を取り戻して参りたいと思っています。
 幸いにも、観光人口・交流人口の増加に繋がる大きな拠点である県立美術館が3年後にオープンします。県内外から多くの人が訪れ、企画展などはリピーターの往来にもつながります。これらの皆様を赤瓦や円形劇場、小川氏の庭園など素晴らしい観光資源へと導く準備を早速にも進めて、賑わいのある、元気な街づくりを目指して参ります。
 そして、やはり一番の問題は、若い世代の方々が市外に流出してしまっていることであります。これを食い止めるためにはどうするのか、子育てもしやすく若い方々がこの倉吉市に住み続けるためにはどうすればよいのか、高校生や大学生等の若い人達から直接意見を聞く場、仮称ではありますが「元気な倉吉づくり会議」を設置して、若者が住み続けたいと思い、U・I・Jターンの促進を図る施策展開の参考にしてみたいと思っています。
 また、職員に対しては、「明るい、正しい、仲良い職場づくり」、そして「挨拶、笑顔、返事」の実践、さらに、地域住民の一員として自分の住んでいる地域コミュニティの維持、運営に率先して協力することをお願いしました。市役所全体が和気藹々と仲良い関係を構築して一丸となって業務を進めるとともに、職場を離れても地域課題に取り組むことを訓示しました。
 これから4年間、活気あふれる元気な倉吉を目指して、力いっぱい頑張っていきたいと思っておりますので、議員各位のご指導、ご鞭撻をいただきますようお願い申し上げます。
 以上、これからの市政に臨むに当たっての所信の一端を申し上げ、ごあいさつとさせていただきます。どうぞよろしくお願いをいたします。ありがとうございました。

提案理由

 それでは、ただいま上程いたしました議案につきまして、その概要をご説明申し上げます。
 今議会に上程いたしました議案は、
  予算案件 3件
  条例案件 2件 の合計5件であります。なお、このうち4件は、専決処分を行ったものであります。

 まず、議案第37号 令和3年度倉吉市一般会計補正予算(第17号)についての専決処分についてご説明申し上げます。
 はじめに、生活困窮世帯等への生活支援についてであります。
 原油価格の高騰が長期化している状況から、昨年の12月補正に引き続き、県の補助金を活用して、生活困窮世帯等に対して1世帯あたり5千円の灯油購入費の助成を行うもので、530万円余を計上するものです。
 次に、人件費についてであります。
 昨年7月の豪雨による災害復旧や年末年始の除雪業務により、職員の時間外勤務手当等が不足することから、所要の額を見込み、90万円余を計上するものです。
 以上、補正の総額は260万円余の増額で、補正後の予算総額は334億61万3千円となります。

 次に、議案第38号 令和3年度倉吉市一般会計補正予算(第18号)についての専決処分についてであります。
 令和4年3月31日付けでの退職の希望があった者の退職手当を支給するため、1,300万円余を計上するもので、補正後の予算総額は334億1,446万3千円となります。

 次に、議案第41号 令和4年度倉吉市一般会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。
 はじめに、新型コロナウイルス予防接種についてであります。
 3回目の追加接種の対象年齢が、12歳以上の者に拡大されたことから、この接種を行うために必要な経費として、590万円余を計上するものです。
 次に、米価下落影響緩和対策事業についてであります。
 人口減少による米の需要減に加え、新型コロナウイルス感染拡大の影響による外食産業の縮小により、米価の下落が続いていることから、主食用米の生産農家の収入減少に対応するため、10アールあたり4千円を支援するもので、5,000万円を計上するものです。
 次に、がんばる事業者福高(ふっこう)応援事業についてであります。
 オミクロン株を中心とする新型コロナウイルス感染拡大の長期化等により、売上が大きく減少している市内の全ての業種において、令和4年1月から9月までの間のひと月で、その売上が過去3年の同月に比べて20%以上減少した中小企業・個人事業主等に支援を行うため、2億5,500万円余を計上するものです。
 以上、補正の総額は3億1,100万円余の増額で、補正後の予算総額は291億667万1千円となります。

 次に、議案第39号 倉吉市税条例等の一部改正についての専決処分についてであります。
 これは、地方税法の改正に伴い、倉吉市税条例に所要の改正を行ったものです。

 次に、議案第40号 倉吉市地方活力向上のための固定資産税の不均一課税に関する条例の一部改正についての専決処分についてであります。
 これは、省令の一部改正に伴い、関係する条例に所要の改正を行ったものです。

 以上、今回提案した議案について、その概要をご説明しました。よろしくご審議のほど、お願い申し上げます。

付議議案

令和4年4月第3回臨時会付議議案

  • 議案第37号 専決処分について(令和3年度倉吉市一般会計補正予算(第17号))
  • 議案第38号 専決処分について(令和3年度倉吉市一般会計補正予算(第18号))
  • 議案第39号 専決処分について(倉吉市税条例等の一部改正について)
  • 議案第40号 専決処分について(倉吉市地方活力向上のための固定資産税の不均一課税に関する条例の一部改正について)
  • 議案第41号 令和4年度倉吉市一般会計補正予算(第1号)

 提出予算案、予算編成資料については、令和3年度 補正予算 及び 令和4年度 補正予算 をご覧ください。

監査関係

監査等の結果については、 監査委員事務局のコンテンツ をご覧ください。

倉吉市議会について

倉吉市議会について詳しくは市議会のコンテンツをご覧ください。